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episode97 ページ20
〜翌日〜
朝から叩き起されたAでございます←
昨夜あんなに騒いでたのにまた朝早くから起こされて準備をさせらてます。何の準備って？
国民発表のだよ!!!
メイド「A様！こちらに来てくださいませ！」
A「うぅ〜もっとゆっくりしようよ。」
メイド「ダメです！アーサー様が早く公表したいと仰せですから！」
何で早く公表したいんだよ！
昨日の今日だよ！？
明日でもいいじゃん！！
アーサー「Aー！準備出来た？！」
メイド「もう少々お待ちください。最後の仕上げですので。」
アーサー「分かった！早く来てね！」
こういう時だけちゃんと起きるんだから！
はぁ…とため息を一つついた
メイド「幸せが逃げますよ？」
A「逃げても分けてあげたいくらい有り余ってるわ。」
メイド「欲しいです。」
A「でしょうね(苦笑)」
このメイドさん、彼氏と付き合って5年目らしいのだけど、なかなか彼氏さんが切り出してくれなくて困っているんだって(笑)
メイド「はい。仕上がりましたよ。」
A「ありがと。はぁ〜緊張する！！」
メイド「何言ってるんですか！いつも聖騎士と騎士の先頭に立っているお方が！」
A「規模が全然違う…
城にいる聖騎士と騎士の何百倍よ？」
メイド「……大丈夫ですよ！」
A「ねぇ！今の間は何！？」
ドレスに身を包んだ私はアーサーのいる場所へと向かう
やっぱ歩きにくい
階段だって一苦労
何で私服じゃダメなのよ？！
愚痴を漏らしながらも何とか到着した
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