episode88 ページ11
エリザベス「じゃあ早速行きましょう！」
A「え？…うわっ！」
エリザベスに手を引かれて私は動き出す
手をひかれること多いな〜
って、向かってる方向真っ反対じゃない？！
A「エリザベスちゃん！方向が違うわ！」
エリザベス「あってますよ！折角なら綺麗にしていきましょう！」
そう言われれば、私いま軽めの私服なんだ
流石にこんな格好では行けないな〜
腕を引かれながら着いた先はクローゼット部屋
いつ見ても服が多い(苦笑)
ちったぁ整理しろよ！
エリザベス「どれがいい？」
A「って言われてもドレスなんて選んだことないわ！」
エリザベス「じゃあ…これなんてどう？
黄色のドレスと緑色のドレス！あとピンクも！」
エリザベスなんだか活き活きしてるわ…
というか、このドレス…ディ〇ニープリンセスですよね？
ベ〇とア〇エルとラプン〇ェルだな。
エリザベス「どれがいいですか？」
A「そうね…黄色にする。好きな色だし。」
エリザベス「分かりました！
では、次に行きますよ〜！」
ーーー
ーー
ー
あれから20分ほどで準備は終わった
物の見事に『美〇と野獣』のベ〇風に仕上がった
よくこんな技術があるわ…
エリザベス「わぁ！本当のお姫様見たいです！」
A「お姫様にそう言われるとは//」
エリザベス「さて、そろそろ行きましょう！
何をするか分かってますよね？」
A「えっと…？告白の答え？」
エリザベス「そうです！」
A「でも、なんて言えばいいの？！」
エリザベス「そんなの…成り行きです！」←
成り行きって!!?
そんな適当でいいの？！
この決断でこの国の明日に関わるんだぞ？！
エリザベス「成り行きとは言い過ぎですね…
自分の思ったことを正直に言ってください。
嘘はダメですよ。」
A「が、頑張ります…。」
エリザベス「では行きますよ！」
私とエリザベスは手をつないで会場に向かった
今度は腕は引かれなかった(笑)
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