episode48 ページ7
やっぱり夜の庭は怖い
出ませんように!何も出ませんように!
ア-サ-「大丈夫だって!何も出ないよ!」
A「でもぉ…(泣)」
真っ暗すぎて何も見えないし
頼りになるのはランプと…しっかりと繋いでいる手//
ふと甘い匂いがした
そうかこの近くだと…
A「花壇の近くですね。」
ア-サ-「凄い!なんで分かったの?」
A「匂いです。花は隠れるが匂いは隠れないですもの。」
ア-サ-「確かに花の匂いが!」
ランプで花壇の方を照らすと昼では見られない
また違った花壇の姿がそこにはあった
A「花は閉じていても綺麗ですね。」
ア-サ-「Aも花が好きなのか?」
A「もちろんです。とても綺麗ですし、見ていて心が落ち着きます。」
ア-サ-「…やっぱり女の子らしくしてた方がいいよ。」
A「まあ、そうしたいのは山々ですけど。」
やっぱり聖騎士長のしての力強さ(?)を出したいからさ
それに、地味に男装するの楽しいんだ(笑)
ちょっと男の子の気持ちになれるみたいで(笑)
ガサガサ
A「((ビクッ!!?」
ア-サ-「ちょっ///A//!?」
花見に見とれて
油断した私が馬鹿だった
いまガサガサって言ったよね!?
何かいる!?
A「や、やだ…(泣)」((ギュ-
ア-サ-「A//?!大大大だよ//ただの野良猫//」
えっ?野良猫?
見ると足元には猫が1匹いた
少しじっと見たあと逃げていってしまった
A「よ、良かったぁ…(涙目)」
ア-サ-「A驚きすぎ(笑)」
A「ごめんなさい…って本当にごめんなさい///!!」
ア-サ-「え!?いや、大大大だよ//」
私ったらなんてことを!
怖さのあまり、アーサー様の腕にすがりついてたなんて//!!
あーもう!穴があったら入りたいわ//!!
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