episode46 ページ5
一旦離れたものの
まだ顔に熱が残ってる
この先大丈夫かな〜
ア-サ-「よしっ!踊ろっか!」
…ここで1つ重要なことを思い出した
ダンスの女子パート踊れねぇ…(汗)
いや、ちょっとは踊れると思うよ!?
これは絶対迷惑かける…
A「あ、の…私ダンスの女子パートが踊れないの…!」
ア-サ-「へっ?」
A「ご、ごめんなさい!」
ア-サ-「…そのくらい大丈夫だよ!
俺がリードするから!」
A「!出来るんですか?」
ア-サ-「これでも一応練習させられてるから…」
あぁ…王としての礼儀作法の練習試合ね
色々と大変なヤツ
私もやらされたわ
騎士見習い時代に
ア-サ-「Aお手をどうぞ。」
アーサー様が手を差し出してきた
私は軽く手を乗せると、手をひかれ距離がかなり近くなった
アーサー様と踊るんだという実感が湧いてきた
ア-サ-「ゆっくりするから!」
A「よろしくお願いします。」
曲もない、観客もいない
あるのは月と星の光と、虫の鳴き声
それでも充分だ
充分すぎるくらいだ
ゆっくりとダンスがスタートする
そうだ…エリザベスが踊っている時の感じを思い出そう
ここが終ったら、次はあれで…
ア-サ-「余計なこと考えなくていいよ?
俺がしっかりリードするから。
それとも、俺じゃ心配?」
A「そんなことないです…!」
ア-サ-「じゃあ何も考えない!
もう少し近づいて?距離が離れてきてる。」
A「はい…//」((コクンッ
距離感が掴めない…!
1番大切なことなのにねぇ…
でも、少しだけぎこちない感じは抜けたかもしれない
さっきよりちゃんと踊れてるきがする
ア-サ-「なかなか上手いよ!」
A「そんなこと…!」
ア-サ-「いや、さっきからあんまりリードつけてなかったし!」
褒めてもられるのはいいが、
私は大抵褒めらてた矢先に失敗することが多い
A「へ、あ、きゃ!」
ア-サ-「Aっ!って、うわぁ!」
そう考えてたのが悪いのか
私は先に予想したようにステップを間違え、足がもつれてコケてしまった
アーサー様も巻き沿いにして…
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