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episode71 ページ31

あの後、何とか目の腫れを引かせて仕事に入ったがどうも、私らしくない私であった
失敗はする、鍛錬じゃ負ける、
気持ちは切替えたはずなのに、どうにもまだわだかまりが残っているようで変な気分だ



マーリン「A?話を聞いていたか?」

A「へ?!ご、ごめん!」



周りの人がザワつく

しまった!今会議中だ!
しかも、婚約者披露会のことの!



マーリン「お主らしくないな。」

A「…そう…かもね…。」

マーリン「?ま、何かあれば言え。少なからず力になろう。」

A「ありがと…。」

マーリン「それでこれが〜〜〜。」



真面目に聞いているつもりだが、
頭に入ってこない
ずっと悶々と考え込んでいる



ガル「A!次警備体制の説明!(小声)」

A「あ…!キャメロットの聖騎士・騎士は会場内外また城壁の警備に当たらせます。
リオネスの聖騎士・騎士についても同じです。詳しい配置が決まりましたら、またお知らせいたします。」

アーサー「あぁ、分かった。
今回の式典は、この国にとっても大きな節目となるものだ。みな気を引き締めて頼むぞ。」

全員「「「かしこまりました。」」」



そりゃそうだわ
この国の王妃が決まるんだもん
私も生半端な気持ちじゃダメだな…



アーサー「それから…もう一つ。
式典の時、私が未来の王妃を発表する時は女子は皆、侍女など関係なく会場内に入っていて欲しい。」

ガル「…?どういうことですか?」

アーサー「私は先ほど式典まで、誰にも相手を話さないと言った。会場内に相手がいなくては告白も出来ないだろう(笑)?」

ガル「そういう事ですか。つまりそれは、まだ全ての女子にワンチャンスはあるかもしれないと言うことですか?」

アーサー「ん〜そういうことになるかな?
まあ、私が発表する時は女子は会場内にいること。これは絶対だからな。」



期待を持たせるだけ持たせて奈落に落とすって事か←
ゲスいな←

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作者名:☆〜修羅桜〜★ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2016年3月4日 21時

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