検索窓
今日:8 hit、昨日:1 hit、合計:49,306 hit

episode70 ページ30

翌朝起きたれば目が腫れていた
随分と泣きすぎた
冷やさなければ泣いていたのがバラてしまう

私はフラフラと立ち上がり、キッチンへと向かった
途中で何度か廊下にある柱にぶつかったので、冷やすところが増えた

やっとのことでキッチンにつけば先客がいた



ガル「おぉー!Aじゃん!」

A「ガル…珍しいね。」



ガルは寝坊などはしないが、この時間に起きているのは珍しい

私は近くにいる侍女に冷やすための氷を頼み、ガルの隣に座る



ガル「たまたま目が覚めちまってさー!
それより、目が腫れてるがどうかしたか?」

A「大事無いさ。一応冷やすけど…」

ガル「なんか隠してるか?」

A「何でもないっての!」

ガル「ふーん。まあ、何かあったら言えよ。」



ガルは私の頭に手を乗せる
たまにこうやって年上らしく振る舞うから余計に安心して、頼ってしまう



A「ねぇ、もし好きな人に他に好きな人いて、その人たちが結ばれたらガルはどうする?」

ガル「俺か?そうだな〜。やっぱ悲しいな。
好きな人が幸せならそれでいいって気持ちはあるけどな。」

A「ロマンチスト野郎が…」

ガル「お前が聞いたんじゃねぇーか!」



私のほっぺを両方からつねられる
正直痛い

反撃しようとしたら、氷を持った侍女がきて運良くガルだけ怒られた
ザマァネェナーwww( ´゚∀゚`)←



ガル「ま、年齢=彼女いない歴の俺が他に言えることなんざない!」

A「威張ってんじゃねーよ。」

ガル「Aだってそうだろ!」

A「うっ…もぅ!この話終わり!
じゃあね!」



私は強制的に話を終わらせ
キッチンを後にした

episode71→←episode69



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
25人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:☆〜修羅桜〜★ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2016年3月4日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。