episode66 ページ26
その日の午後
A「〜ってことがあったんだよ。」
その日は久しぶりに休みが取れたので
エリザベスに会いに豚の帽子亭に来た
エリザベス「ま、まさか!アーサー様が結婚を!?」
A「まだしないって言ってるけど〜」
エリザベス「しないって言っているのであれば…」
甘い甘い…
口で言ってるだけで、本当に考えてるかも知れないじゃない
はぁ〜私もそろそろ覚悟決めないとダメだな…
エリザベス「Aちゃん諦めちゃうの?」
A「結果的にはそうなるね。」
エリザベス「…そうですよね。」
A「そんな悲しい顔しないで!私まだ16だよ?恋愛なんてこれから腐るほどするよ!」
エリザベス「…。」
エリザベスは眉間にシワをよせて、悲しそうな顔を続ける
確かに、アーサー様との色沙汰に関してはエリザベスに一番協力してもらってるからな…
ディアンヌ「あ〜!A来てたの!!」
A「あ、ディアンヌやっほー!」
エリザベス「おかえりなさいディアンヌ!
あら、キング様は?」
店の扉から入って来たのはキング様と一緒に仕入れに行っていたディアンヌだった
ディアンヌ「あ〜キングは川でちょっと涼んでくるって!」
エリザベス「そうですか!」
ディアンヌ「ねぇねぇ何話してたの?」
A「アーサー様が結婚するかも〜って話。」
ディアンヌ「えっ!?アーサー様結婚するの!?」
A「かもだよ。雰囲気がね…」
ディアンヌ「へえ〜Aはランスロットと順調?」
A「((ブフッ」←お茶吹く
そうだった
ディアンヌは、Aがランスロットのこと好きだって勘違いしてるんだ
私ナルシストになりたくないw
エリザベス「ディアンヌ。Aとランスロットは恋仲では…」
ディアンヌ「え?あ、じゃあ片思いだった!?」
A「どっちでもないよ!ランスロットのことなんてなんとも思ってないわ!」
ディアンヌ「いつも言ってるけど本当なの〜?」
A「本当よ!!」
なぜ信じてもらえない!
こうなったら正体バラしてやろうか←
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