episode63 ページ23
〜翌日〜
寝たのに寝ていないような感覚に襲われる…
叶うならあと6時間ほど寝たいところだ
無理だがな
ベッドを整え、服を着替え、身だしなみを整える
そして部屋を出て、アーサー様の私室に向かう
アーサー様私室にて
さあいつもと変わらない
毎朝の恒例行事だ
A「アーサー様!朝ですよ!起きてください!」
アーサー「ふぁ?A…?」
A「そうですよ。ランスロットって言ったらどうします?」
アーサー「どっちにしろあと少し寝させて。」
A「ダメです!」
私はアーサー様と布団をひっぺがそうとしたが、アーサー様は布団にしがみつく
A「早く起きないとアーサー様の分の朝食私が食べますよ!」←
アーサー「えぇ!?それはやだ!」
A「なら、早く起きてください!」
アーサー「だが断る。」←
A「どっちかにしてください!」
どれだけ続くんだこれ?
まあ、慣れてるからいいけど…
その後、アーサー様はしぶしぶ起きて、身支度をしはじめた
A「始めからちゃんとしていただけるといいんですがね。」
アーサー「それじゃあ面白みがないじゃん!」
A「なくていいんです!」
アーサー「ちぇ〜…それより今日も聖騎士長の仕事忙しいの?」
A「そう…ですね。申し訳ございません。」
アーサー「ううん!いいよ!Aも頑張ってね!」
A「ありがとうございます。」
従者の仕事が出来ないのはほんとに申し訳ない
というか、こっちも辛い
好きな人といる時間が減るもんね…
アーサー「そういえば、昨日言ってたぬいぐるみの店ってどこにあるの?」
A「あぁ、城下の○○区ですよ。『Mofu』という最近出来たばかりのところです。」
アーサー「へぇ!そうなんだ!ありがと!」
A「?」
珍しいな〜ぬいぐるみに興味を持つなんて
まあ、そんなこともあるか
その後に私は分かれて、デスクワークを始めた
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