episode61 ページ21
A「それは私の友達が作ったものです。」
アーサー「器用なんだね!」
A「はい。城下にお店を出している程ですから。」
アーサー「店を!?凄いな〜!」
A「ええ、私も尊敬しますよ。
私はそんな女子力を持ち合わせてませんから。」
アーサー「そんなことないよ!Aも女子力はあるよ!じゃなかったら、俺の従者になってないじゃん!」
A「まあ、確かに…」
でも、従者って男でも出来るよね?
それじゃあ、男の人も女子力持ってるってことなるな←
アーサー「でも、珍しいね!Aがぬいぐるみを持ってるなんて!」
A「まあ、昔はよく持ってましたね。
実家にもまだ残ってるのではないでしょうか?」
アーサー「やっぱり捨てられない?」
A「そうですね…。いくつになっても乙女心をくすぐられますから…。」
ふふふと笑い、ぬいぐるみを見つめる
すると横から視線を感じた
振り返ってみるとアーサー様が私をじっと見つめていた
A「ど、どうかしましたか?」
アーサー「あ、いや!久しぶりにAの女の子らしい笑顔が見られたなって…///」
A「へっ?」
アーサー「えっ?あ、ごめん!」
A「い、いえ!こちらこそ申しわけありません!」
ビックリした!
いきなりそんな事言われるなんて…
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