episode44 ページ3
sideアーサー
式典が終わり、一息ついた頃部屋にAが訪れた
それもドレスに身を包んだA
不覚にも見とれてしまった
ア-サ-「!わぁ!綺麗!」
A「あ、の…そんなに見ないでください//」
ア-サ-「え、あっ!ごめん!」
そうですよね!
じっと見られるのは恥ずかしいですもんね
それにしても、すごく綺麗だ
いつも下ろしてる髪は上でまとめられ、
ドレスの色もAに似合ってるし!
挙げたらキリがないくらいだ…!
A「あ、謝らないください//!」
ア-サ-「わ、分かった。でも、ほんとにすごく綺麗だよ。
でも、なんで着てるの?」
A「エリザベス様にさせられ…いえ、していただきました。」
ア-サ-「そっか!」
エリザベス様ナイスです!
って、いまさせられたって言いそうになりましたよね?
なんか、こっちまで緊張してきた
そうだ折角なら…!
俺はAの両手を握り、顔を真っ赤にしているAを見ながらこう言った
ア-サ-「…A。俺とダンスを踊ってくれませんか?」
言ってしまった!!
断られてもいい!いや、断られるに決まってる!
A「え…は、はいっ///!」
…え?いま、『はい』って言った?
聞き間違い?
ア-サ-「本当ですか!」
A「私なんかで良かったら…是非//」
ア-サ-「じゃ、じゃあ折角だから中庭に行こう!」
A「分かりました。少し肌寒いので一枚羽織っていった方がいいですよ。」
ア-サ-「待ってて!すぐ取ってくる!」
取りに行くあいだ、すごく内心でウキウキした気分になった
実はずっとAとダンスがしたかったのだ
それがついに叶う!
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