episode54 ページ13
客室にて
エリザベス「それで昨日はどうしでした?」
私は部屋に入るなり、エリザベスに質問攻めをくらっていた
A「どうって言われても…楽しかったよ//」
エリザベス「具体的にどんな感じでした?!」
どんな感じ…
昨日のことを思い出して身体が火照ってきた
エリザベス「その反応は何かあったんですね!」
A「何にもない!何にもないから//!」
エリザベス「ならなぜ、顔が真っ赤なのですか?」
A「そ、それは…!」
エリザベス「ほら!話してください!」
A「うっ…実は…」
昨日のことをあらかた説明すると
話すごとに驚いた顔をするエリザベス
私は最後の方には声が小さくなっていた
エリザベス「それじゃあ!A関節キスを!?」
A「へっ?…あ!あぁ/////!!?」
エリザベス「気づいてなかったの!?」
あ〜無意識!!
そんなこと考えてないよ!!
エリザベス「それにしても、アーサー様も案外大胆ですね!」
A「あんなに大胆なんて知らなかった…」
エリザベス「そんな事されたらAはドキドキしてたまらないでしょうね。」
A「うん…」
エリザベス「ねぇ!キスしたいとか思わないんですか!?」
A「なっ!?えぇ!?」
ダンスの次はキス!?
分からん。何考えてるかが!!
エリザベス「あ、ただ聞きたいだけよ!」
A「えっと…どちらかといえばYes?」
エリザベス「やっぱりですか!理由は?」
A「…やっぱり好きだから。初恋でもあるし///」
エリザベス「きゃ〜!いいですね!」
A「どうせ出来っこないよ。
アーサー様が私に気があるわけがない。」
エリザベス「そんなこと分かりませんよ。」
A「…分かるよ。そばに入れば。」
私に気があるはずが無い
私が勝手に片思いしてるだけ
あっちにとったらいい迷惑だよね
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