紫さんとの日常 (ページ10)

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｢ラーメン美味しかったねえ｣
深｢ねーつぎはいつ来れるのやら…｣
｢わたしは来週かな笑｣
深｢こら！太るぞ！｣
｢へーそんなこと言うんだーそっかー｣

深｢えっ、うそうそ！行っておいで？むしろ太っても俺はAちゃんの事愛してるしね！？｣
｢太らないようにがんばりまーす笑｣

大丈夫だよ！？なんてひとりでわたわた焦ってる
辰哉くんを無視しながら次の目的地へと歩く

着いた先はスーパーで、夕飯の材料買って
お家帰ってゆっくりしようかなあって

深｢A、カート押すよ｣
｢ありがと｣

こういうさりげない優しさが
リアコ枠なんだよなあ～
それでそんな辰哉くんの言動や仕草に
まんまと落ちたのがわたしだし

深｢今日のご飯は～？｣
｢居酒屋やろうよ｣
深｢居酒屋？｣

｢そう居酒屋メニューたくさん作ってお酒飲むの｣
深｢なんだその楽しそうな企画は…！｣
｢題して！居酒屋Aちゃん！｣

深｢とりあえずかあいい！！！！！｣

ホームステイ期間に流行ってたらしい
お家で居酒屋を今日はやろうと思います

辰哉くんと居酒屋っぽいメニューを絞り出し
決まったのは
・だし巻き玉子
・ピリ辛きゅうり
・ホッケの開き
・軟骨の唐揚げ
・お茶漬け
・お刺身の盛り合わせ

あとはお酒をたくさん！
お互いそんなお酒は強くないけど
明日も朝はゆっくりだしお家だから
今日は飲むぞー！って笑

深｢A～｣

カートをずっと押してくれてた辰哉くんが
わたしにカートを預けどっか行ったと思ったら

深｢これも買ってい？｣

両手に大量のお菓子を持って帰ってきた

…いや子供かっ！

｢そんなにはだめ。2個だけにしなさい｣
深｢え～全部食べたいやつなんだもん｣

ねえ、わたしあなたより5歳も年下なんだけど？

深｢じゃあこれとこれ｣
｢ん｣

深｢あとこれは？かあいくね？｣

辰哉くんが見せてきたのはミ◯オンの
パッケージのポテトチップス

｢………許す｣

深｢ふはっさすがAちゃん～ミ◯オンには甘ぇな笑｣
｢だってこのボブかわいいんだもん｣

かあいいな～お前
なんていいながら私の頭をポンポンする辰哉くん

…このリアコ枠め