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深｢ねえ、ふと思ったんだけどさ｣
｢なに？｣
深｢俺ら外に飯食いに行くってなったらここしか行かない、ってか行けないじゃんね｣
｢うん｣
深｢今更だけど嫌じゃない？飽きてない？…ほんとごめんな｣
｢…逆にごめんね、辰哉くん｣
深｢え？｣
｢わたし実は辰哉くんいない時もここに来てるの｣
深｢え？え？？そうなの？｣
｢うん。わたしのここのラーメンほんとに大好きで、好きすぎて2週間に1回くらいは来てます。笑笑｣
深｢は！？まじ！？俺は仕事で忙しくて中々行けないから、Aとたまに来れる事に幸せ感じてたのに！？｣
｢辰哉くん絶対そう言うと思ったから隠してたのに〜｣
深｢はっ…！だからか！入口でおっちゃんが言ってたこと…！｣
｢はは、そう。なんなら3日前くらいに来た笑｣
深｢くそぅ…俺もAともっと来たい…｣
｢だからさ！辰哉くんとここにしか来れないの全然苦じゃないよ？むしろ嬉しい！｣
深｢…ほんとは？｣
｢ん〜いろんなとこ行ってみたいとは思うけど、大好きな人と大好きなお店で大好きなラーメン食べれるのが幸せだから別にいいかなあ｣
深｢なんなの〜〜〜もうほんとにかあいい、もう俺A食べちゃいたい｣
｢それはやめてください｣
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作者名：みるも | 作成日時：2021年2月7日 14時
