紫さんとの日常 (ページ6)

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｢こっちもいい触り心地…！｣
深｢ま、Aちゃんが喜んでくれるなら俺はなんでもいいや～｣

｢てかわたしスノの中だったら康二くん担だし｣
深｢、えっ！？はい！？初耳なんだけど！？｣
｢うるさい｣
深｢そこは普通ふっかさんじゃないの！？｣

周りに普通に人がいるからわたしの耳元で
小声で騒ぐ辰哉くん

｢だって康二くんかっこいいし可愛いし面白いんだもん～！｣
深｢え、うん、まあ…俺はわかんないけど…じゃあ俺が毎月あげてる雑誌も俺じゃなくて佐久間を見てたのか…｣

なんだかほんとにショックを受けて項垂れてるから
ちょっと可哀想になって

わたしも背伸びして尚且つ辰哉くんの腕を
引っ張って少ししゃがませてから辰哉くんの
耳元に口を当てて

｢辰哉くんが1番かっこいいし、1番大好きだよ｣

小声でそう言ってあげた

深｢～～～～！好きです…｣
｢ふふ、ありがとう～！あ！つぎあれ取って？｣
深｢辰哉くんに任せなさあ～い！！｣

ちょろいなあ、とか思いながらも
さっき言ったことは紛れもない本心だし
やっぱり辰哉くんは可愛いなあって
思いながら辰哉くんの後ろを追った