紫さんとの日常 (ページ13)

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17:00 ページ13

目が覚めたらもうこんな時間で
せかせかとご飯の支度をした

辰哉くんはソファに横になりながら
携帯でゲームをしている

深｢…っし、風呂溜めてくんねー｣
｢ありがとー｣

私たちはいつもご飯食べる前にお風呂に入る

そして他のカップルはどうか分からないけど
必ず一緒にいるときは一緒にお風呂に入るという
決まりがある

しばらくご飯の支度を続けていると
丁度終わったタイミングで

ピピピッ

とお風呂のお湯が溜まり終わった合図がした

深｢Aちゃーん、入るべー｣
｢パジャマとか持ってくから先入っててー｣
深｢あんがと！じゃあお先に！｣

そう言ってその場で服を全部脱いで
お風呂に向かう辰哉くん。

いまさら恥じらいとかはないけどさ

｢…服ぐらい自分で洗濯カゴの中入れなさい！！！｣

辰哉くんの身の回りのお世話を出来るのは
彼女であるわたしの特権だから全然いいし
むしろ嬉しいくらいなんだけど

子供じゃないんだから。
もう28歳なんだから。ね？( 笑 )

まあ、そんな辰哉くんもかわいーなーなんて
思いながらお風呂場へとわたしも向かうんだけどね