紫さんとの日常 (ページ11)

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買い物を終えてお家に帰ってきた

お互い部屋着に着替えて買ってきたものを
片付けたりしている

深｢んね、A～～～｣
｢なにー？｣

深｢お昼寝しね？｣
｢…のった｣

ぽかぽかしてる天気と遊び疲れた身体は
眠気を呼ぶにはじゅーぶんで

ふたりでリビングに横になる

辰哉くんは携帯をいじってるけど

｢なに見てるの｣
深｢ん？A｣

｢わたし？いつの？｣
深｢きょーの！｣

辰哉くんの携帯を覗き込めばそこに映るのは
ゲームセンターで真剣な顔してるわたしや
ラーメンを必死に啜ってるわたしだった

｢なにこれ！いつ撮ったの！｣
深｢ふふ俺はAちゃん専属のカメラマンだからな｣

｢恥ずかしい！これとかめちゃくちゃ変な顔してるじゃん｣
深｢どれ？どこが？世界一かわいいけど？？？｣
｢眼科行きなよ｣

そんなことないのに～超かあいい～
なんていいながら隣にいるわたしを
ぎゅーっと抱きしめていろんなところに
ちゅっちゅしてくる

｢んもーくすぐったい！｣
深｢って言われると意地悪したくなっちゃうよね｣
｢やだ｣
深｢やなの？｣
｢うん｣
深｢じゃあもうやーらない｣

そう言ってばっと離れる辰哉くん