2.まだ自覚は... ページ3
Aside
「(どうしよう！！隣の人めっちゃ怖いよお姉ちゃん！！)」←えむちゃんみたいに猫かぶりがわかる側の子
優里「(Aなら大丈夫！頑張れ！)」
「(う、嘘〜！)」
「え、えっと...次の時間って何時でしたっけ？」
彰人「次の時間は数学ですよ」
ひぃー！怖いよ〜！
彰人「ちょっと自分数学が苦手で...」
「え？...わ、私！数学が一番得意なんですけど、よかったら教えましょうか？」
彰人「え...」
あっ...やば
「す、すいません！すごい上から目線でしたよね！全然、無理しなくて大丈夫なんで！」
彰人「あっ！いや、別に嫌じゃないですよ。むしろ、ありがたいです。あっ！放課後Aさんがよければ教えてもらえませんか？」
「は、はい！よろこんで！...あの？呼び方...」
彰人「あっ！すいません、お姉さんと被ったらややこしいと思いまして...迷惑でしたか？」
「い、いえ！むしろありがたいです！前の学校のとき、すごく大変だったので...ね！お姉ちゃん！」
優里「Σ(･ω･ﾉ)ﾉ」
「ごめん、ごめん。いきなり話しかけられてびっくりした。まあ、そうだね〜すごくややこしかった。だからまあ、その方が助かるかな」
彰人「わかりました。じゃあ、そう呼ばせてもらいます。」
「はい！」
放課後
「えっと...ここはこうすると...」
彰人「あーなるほど。Aさんの説明わかりやすいです」
「ありがとうございます(*- -)(*_ _)ﾍﾟｺﾘ」
冬弥「彰人、居るか？」
彰人「あっ、冬弥。すいません、少し待っていてもらってもいいですか？」
「あっ、はい」
タタタタ
なんか...すごく楽しそうに笑ってるな〜
あの笑顔、私にも見せてほしい...って！何考えてるの私！
彰人「すいません。えっと...大丈夫ですか？」
「へあ！す、すいません！大丈夫です！続きしましょう！」
彰人「は、はい...」
彰人「今日はありがとうございました。またお願いしてもよろしいですか？」
「はい！いつでも大丈夫ですよ！」
彰人「ありがとうございます。では、また明日」
「はい！また明日！」
...すごくかっこよかった...！
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作者名：このは | 作成日時：2023年2月16日 0時
