14 . ページ16
.
1年生は女子3人男子2人の5人。
あいにく私以外の女子2人は親友みたいで2人だけでべったり。
こうなると話せるのは望君しかいない…
「望君、」
望「あ？」
「しゅ、主演おめでと…」
望「うっさいわ。」
私、初舞台での大役を祝ってあげただけだよね…？
…この前のヤンキーみたいな望君を思い出した。
この日から望君は、
「の、望君演技上手だったよ！」
…
「……ど、どんな演劇なんだろうね？」
…
私が何を言っても無言。
この日から望君は私に、
私"だけ"に冷たくなった。
舞「それでな！その先輩が……」
朝の教室は暖かい日差しと心地よい風が入ってきて気持ちいい。
そんな中の舞との会話も楽しい。
入部して3日。
1年生のメンバー的とあまり絡める感じもあまりなく、先輩と仲良くしている。
望「また呼ばれたん？笑」
流「今日で8人目。てかほら、昼も呼ばれとるもん。」
無礼男が手紙をチラつかせながら入ってくる。
意味不明の塩対応を続けてる望君も皆の前では、
望「舞、Aさん、おはよー」
舞「おはよー！」
「おはよう！」
何故か普通のクラスメイトとして、というか友達として接する。
でも2人だけになると、
「の、望君、それ取ってくれる…？」
望「…」
無視、無視、また無視。
ごく稀に目が合うとヤンキー睨みをして無視。
部活なんて塩の絶頂。
しかも学年演劇なんて2人の掛け合いが何故か多くて。
「そんな顔しないでよ、こっちまで…」
望「だって父さんがいないんだよ俺どうすればいいんだよ」
2人でセリフ合わせしてる時は特に棒読み。
私は彼と同じ部活に入っただけだ。
それだけなのに。
学校の王子様の彼に
特別嫌われるようになった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 172人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
孳埜(プロフ) - Nextさん» ありがとうございます！最近忙しくてお話かけてなくて...そんなこと言っていただけるなんて感謝感激です！！これからもご愛読よろしくお願いします(_ _*) (2019年3月2日 12時) (
レス) id: b5c8d0b27b (このIDを非表示/違反報告)
Next - 続きが楽しみです！更新、無理せずに頑張ってください！ (2019年3月1日 21時) (レス) id: cf1942b956 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：孳埜 | 作成日時：2019年1月30日 22時
