2話 ページ3
A「……こんの……すけ…。」
政府の人に、呼べば出てくると言われた名前を呼ぶと、足元に煙がボンッと出てきた。
こんのすけ「お呼びでしょうか!?」
なんだこれ可愛い!!←
出てきたこんのすけは、もふもふしてそうな尻尾をふんわふんわと揺らした。
A「私、どうしたらいいの……？」
こんのすけ「はい！A様、ですよね？」
A「うん。」
こんのすけ「では、A様には今からこの本丸を、ブラック、から、ホワイト、にして頂きます!!」
A「……えっと、黒いのを白いのにするの……？」←
こんのすけは呆れた顔をした。
……え？違うの？←
こんのすけ「ブラックからホワイトに、というのはですね、こちらにいらっしゃる方々の心を癒すという事ですよ。」
A「うーん……何でそうなるのか良くわかんないけど、よくわかった!!(？)」
こんのすけ「人数こそ少ないのですが、折れた方も合わせ、22名いらっしゃるので。多分大広間には15名ほど来られると思いますよ!!」
折れてるって……骨折のことかなぁ……←
A「ん。わかった。」
こんのすけ「では、私はこれで失礼します!!」
そう言うと、こんのすけは煙と共に消えていった。
……てか、
A「私の……本当の家族……人数多くない……？(汗)」
私が勘違いするのも無理ないだろう。だって政府には、「本当の家族に会える」という条件で来たのだから。
どうやら私の霊力という物は、溢れんばかりの……って言うか溢れてるって言ってたな……確かその変歩くだけでも浄化されるっていってた。綺麗さも保証出来るって。
……よし。
行こう。
本当の家族の元へ……!!
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作者名：林檎の国の凡人 | 作成日時：2018年6月17日 1時
