引っ越した家の隣の住民は、すとぷり?!

挨拶 ページ2

『よい………っしょ！』

颯「A、この荷物で最後だって〜」

『は〜い…』

最後の荷物を持ちながらリビングに来た颯太が、疲れ果てている私に向かって言った。

力なく返事した私は、リビングに置いてあるソファーに移動して休憩をした。
颯太も持っていたダンボールを置いて私の隣に座り、休憩をとった。

今日からこの、新しい家に引っ越すと聞いて喜んでいたけど、引越しって色んなところで体力がいるんだな……と、思い知った。

今はお父さん、兄の颯太、私の3人で車から引越しの荷物を家に運んで経った今!!終わった所です！
イエーーーーッイ！！！！

妹の空と、お母さんは運ばれてきた荷物を片っ端から片付ける作業をしているんです
次はそっちの手伝いをしなきゃだ……ハァー

するとお母さんが休んでいる私達を見付け、動かしていた手を止めて空に言った

母「颯太達も休憩をしているから、私達もちょっと休憩しよっか」

空「うん！」

母「お菓子の準備をするから先に休憩していても良いよっ？」

空「はーっい！」

元気よく返事した空は、私と颯太の間に入り込み休憩をとった。

颯「何で真ん中にわざわざ来んだよ…」

空「いいじゃんっ。ここが好きなんだからっ♪」

颯「ふーん……」

2人が話しているのをただ眺めていると、視界の端に飲み物とお菓子をお盆の上に置いて持って来たお母さんが写り込んだ。
そのまま、3人の目の前にある机にお盆を置いてお菓子を広げた。

颯「俺、飲み物オレンジにしよっ」

『私は、ブド〜ウ』

空「空は〜……あっ、いちごオレにするっ！」


各自飲みたい飲み物を手にし、コップに注いでお菓子と一緒に飲んでいく。

母「お母さん、お父さんの手伝いして来るから休んでて良いわよ」

『ぅいっ』

颯「ん〜」

空「はーっい」

3人の返事を聞き、お母さんはリビングから出て行った。

🍓→←タイトル

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す