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�犲，浪狂討戮茵�芹那ちゃん��
クラクラする。頭が痛い。
ゆらゆら、ゆらゆら揺れるくせに、
芯の部分は動いてくれない厄介な気持ち。
ねえ、中島くん。
私、どうすればいい？
｢ただいま｣
｢あ、廉｣
ぼーっとしていると、
200m走を終えた廉が戻ってきた。
なんだか随分やりきったような
｢あ───あ、負けたわ！｣
｢ちょ、廉、なんで中島くんと走ってたのよ｣
｢あ──？ まー、ちょっとお前のことで
ガツンと言ってやりたかってん｣
｢え……｣
もしかして、泣いたことを？
廉はどこまで優しいんだ。
｢もうお前のブスな泣き顔なんか見たくないからさ！｣
｢は！うるさいなぁ！｣
だいぶ 一言 余計だけど。
｢あ！私 次の借り物 行かなきゃ｣
｢A借り物出るんか、普通やな｣
｢えへ｣
｢えへ♡じゃないわ｣
｢いってくるわ〜｣
関西弁まねすんなやー！とか言ってる廉は
スルーして、スタート位置に向かう。
廉の声が聞こえなくなったところで
足が止まった。
｢………｣
目の前に…中島くんがいた。
無意識に止まった身体にハッとして、何もなかったかのように歩き出す。
だけど、中島くんとすれ違うことはできなかった。
｢───待って｣
中島くんに、腕を掴まれたから。
｢なん…っ｣
こんな時でも、掴まれた腕が甘い麻酔にかかったように熱くなる。
おかしい。私、おかしくなってる。
｢…なに？ 私、借り物行かなきゃ｣
｢──頬、大丈夫？｣
｢……っ…｣
おかしい。そんな 一言だけで、こんなに体中が熱を帯びるのはおかしいんだって。
いくら思っても、身体は聞いてくれない。
何これ。───だめだ。
｢…っ、中島くんの嘘つき…！｣
｢……え｣
｢私で遊んだりしてないとか、嘘ばっかり！｣
｢なっ…嘘じゃねーって！｣
…何、言ってるの？
まさか、ここまできてもまだ嘘をつくの？
｢……もう、いいよ｣
｢ちょっ…Aちゃん！｣
腕を振り払って、中島くんの横を駆け抜けた。
徐々に目頭が熱くなってくる。
本当におかしい。
久々に名前を呼ばれただけで
こんなにも苦しいなんて。
───そうか。
私はとっくにおかしかったんだ。
�狢圓辰騰�
初めて会った入学式の日。
胸が騒いだあの日から、私は既に堕ちていた。
今なら分かる。
１度 甘い毒に堕ちてしまったら
もう、本当に戻れないんだと。
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ゆ(プロフ) - ☆さん» わざわざご指摘ありがとうございます＾＾ 編集しておきました！ (2019年8月18日 18時) (
レス) id: 7567a4acfb (このIDを非表示/違反報告)
☆ - パート1→2ヶ所、パート2→2ヶ所間違い指摘したので直してもらえたら嬉しいです (2019年6月30日 13時) (レス) id: 44d28ad2ed (このIDを非表示/違反報告)
黒髪の白雪姫 - ゆ な のさん» 謝らなくて大丈夫ですよ(* ´ ▽ ` *)ゆなのさんの支えに慣れて光栄です！(〃^ー^〃) (2018年3月13日 10時) (レス) id: efdbcf38a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ な の(プロフ) - 黒髪の白雪姫さん» お待たせしてすいません( / _ ; ) いつもありがとうございます！とっても支えになります(;_;) これからもよろしくお願いします！ (2018年3月4日 19時) (レス) id: 7567a4acfb (このIDを非表示/違反報告)
ゆ な の(プロフ) - 白兎さん» ありがとうございます(;_;) そこまで褒めいただいて光栄です(>_<) こちらこそありがとうございました！！これからも是非よろしくお願いします。 (2018年3月4日 19時) (レス) id: 7567a4acfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆ な の | 作成日時：2017年12月20日 22時
