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�牴兇癲�大好きだよ。Aちゃん��
…今、中島くんがそう言った気がした。
｢…………｣
｢おーい、聞いてる？(笑)｣
｢……うそ、だ｣
｢いや、俺これだけやっててわかんないの？
めちゃくちゃアピールしてるんだけど｣
……え？
なんなの、この期に及んでまだからかってるの？
だって、中島くんは私で遊んでて
本当に好きなのは芹那ちゃんで…
｢…私は、本気だよ？｣
｢うん。俺も｣
｢っ…なんで？ 中島くんが好きなのは芹那ちゃんじゃないの？ 中学の時から両想いなの、私しってるよ｣
｢え……誰から聞いたの？｣
｢美鈴さん｣
中島くんは驚いた顔をしたあと、すぐに真剣な表情になった。
その眼差しがあまりにもまっすぐで、ついドキリとしてしまう。
｢それは昔の話。さっき、芹那ちゃんとはもう話してきた｣
｢…え｣
｢告白された。けど、断ったよ｣
｢なっ、なんで！？｣
｢Aちゃんが好きだからに決まってんじゃん｣
｢…っ…｣
中島くんの眼差しが突き刺さる。
こんな時に、かっこいい…なんて思ってしまった自分をしばきたい。
｢…本気で言ってるの？
私、中島くんのこと、信じてもいいの？｣
｢本気だよ。本気でAちゃんが好き。信じて｣
そんな、そんな顔をされたらもう
信じるほかなかった。
今まで頑なにからかわれてると思っていた自分が、馬鹿みたいじゃないか。
｢うそだぁ…｣
｢いや、それ俺のセリフでもあるから。Aちゃん、俺のこと本気で好きなんだって？｣
今まで見たことないほどニヤニヤしてくる中島くんに、顔がどんどん熱くなる。
今きっと、私は人生最大の熱が出ているだろうと思いながら、コクリと頷いた。
｢Aちゃん｣
ふわりと笑った中島くんの声が頭に甘く響く。
｢俺と、つき合ってください｣
｢…っ……、はい…｣
嬉しそうにクシャリと笑った中島くんに、また抱きしめられた。
嬉しさ、驚き、安心、愛しさ。
どれが正解なのかはわからないけど、私の目からはどんどん涙が溢れてくる。
この甘ったるい匂いを、これほど愛しいと思うのは初めてだった。
｢やべーまじ嬉しい、これ夢？｣
｢わ、私のセリフ…｣
｢もー無理、好きすぎてやばい｣
｢わ、私のセリフ……｣
｢ははっ｣
お互いぎゅううっと抱きしめ合う。
今までで１番 強く、優しく、甘いハグ。
このまま、熱と共に溶けちゃうんじゃないかと
心配になった。
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ゆ(プロフ) - ☆さん» わざわざご指摘ありがとうございます＾＾ 編集しておきました！ (2019年8月18日 18時) (
レス) id: 7567a4acfb (このIDを非表示/違反報告)
☆ - パート1→2ヶ所、パート2→2ヶ所間違い指摘したので直してもらえたら嬉しいです (2019年6月30日 13時) (レス) id: 44d28ad2ed (このIDを非表示/違反報告)
黒髪の白雪姫 - ゆ な のさん» 謝らなくて大丈夫ですよ(* ´ ▽ ` *)ゆなのさんの支えに慣れて光栄です！(〃^ー^〃) (2018年3月13日 10時) (レス) id: efdbcf38a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ な の(プロフ) - 黒髪の白雪姫さん» お待たせしてすいません( / _ ; ) いつもありがとうございます！とっても支えになります(;_;) これからもよろしくお願いします！ (2018年3月4日 19時) (レス) id: 7567a4acfb (このIDを非表示/違反報告)
ゆ な の(プロフ) - 白兎さん» ありがとうございます(;_;) そこまで褒めいただいて光栄です(>_<) こちらこそありがとうございました！！これからも是非よろしくお願いします。 (2018年3月4日 19時) (レス) id: 7567a4acfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆ な の | 作成日時：2017年12月20日 22時
