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｢あ、Aちゃん｣
そろそろ教室を出ようとした時、
中島くんに呼び止められた。
｢え、何？｣
振り向くと、案外近かった中島くんとの距離。
｢まださっきの先輩達に何かされるような事があったら、すぐ俺に言ってね｣
｢え···わ、わかった。ありがとう｣
すると、くすっと笑った中島くんは、
｢そうだ、LINE交換しよ｣
唐突にさらりとそう言ってきた。
｢え｣
中島くんは、もうスマホを取り出して準備を完了させている。
｢···わかった｣
特に断る理由もないので、交換することにした。
.
｢お、できたできた｣
新しい友だちのところに、
『Kento』の文字がでてきた。
｢ふふ、『A』ね。予想通りLINEもシンプル｣
｢い、いいでしょ別に、なんでも｣
···ていうか、忘れかけてたけれど。
中島くんに関わると ファンクラブの女の子たちに
恨まれるぐらい、中島くんって人気あるんだよね···。
なんか簡単にLINE交換できちゃったけど、
いいのか私？
なんて いろいろと考えていると、
ピコンッ と音を鳴らした私のスマホ。
見るとトークの通知が�，班充┐気譴討い董�
開いてみると。
Kentoよろしく!
ぱっと顔を上げると、ニヤニヤしている中島くん。
｢···なにこの近距離LINE｣
｢いーじゃん！ほらそんなこと言わずにさ、
なんか返事してよ！｣
する意味あるのか と思いつつ、私はこう返事しておいた。
よろしく
｢ぶはっ 予想通り！｣
普通に返事しただけなのに、笑われたんだけど。
｢ほんとAちゃん面白いね。
女の子なら みんな絵文字とか使って可愛い文章
送ってくるのに｣
笑いながらそう言われ、こっちはイラッとする。
悪かったね、全く女の子らしくなくて！
ていうかそんなに女の子のLINEもってるの？
もう、なんでこっちがモヤモヤしなきゃならないのか。
心の中で怒りをぶつけていると、
Kentoぶっきらぼうなメッセージのほうが、俺は可愛いと思うけどね
なんて送られてくるもんだから
やっぱりずるい、甘ったるい王子様。
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☆ - 22【以外にも近かったことに気づく】→意外にも、 31【どういたまして】→どういたしまして だと思います。 (2019年6月30日 13時) (
レス) id: 44d28ad2ed (このIDを非表示/違反報告)
ゆ な の(プロフ) - suzuさん» ありがとうございます(;o;)！！ そう思っていただけると本当に嬉しいです(；///；) 頑張ります！これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2017年3月18日 21時) (レス) id: 7567a4acfb (このIDを非表示/違反報告)
suzu(プロフ) - この作品大好きです！！更新頑張ってください！応援してます（☆ω☆*） (2017年3月18日 21時) (レス) id: f4e48bdb80 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ な の(プロフ) - かりんさん» ありがとうございます(;o;)！遅くなってしまってすみませんでしたm(｡>__<｡)m (2017年2月27日 19時) (レス) id: 7567a4acfb (このIDを非表示/違反報告)
かりん - 大量更新嬉しかったです（≧∇≦） (2017年2月24日 23時) (レス) id: 7ebf97f1ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆ な の | 作成日時：2016年12月14日 21時
