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NOサイド
五「春樹みたいに昔から呪いに触れてきたわけじゃない
最近まで普通の高校生活を送っていた男の子がだ。
才能があってもこの嫌悪と恐怖に打ち勝てず志し半ば
の呪術師を見たことあるでしょ?
今日は彼女のイカれ具合を確かめたいんだよね」
『でも釘崎は経験者ですよね。今更なんじゃないですか?』
五「呪いは人の多さによってレベルが違くなってくるからね
レベルといっても呪力の総量の話だけじゃなく狡猾さや知恵をつけた獣はときに残酷な天秤を突きつけてくる。命の重さをかけた天秤をね。」
ギィィィャャャ
五「お?『祓います』待って」
グシャ
五「いいね、ちゃんとイカれてた。」
五「お疲れサマンサ!!子供は無事に送り届けたよ。
今度こそ飯いこっか」
悠「ビーフステーキ!!」
野「シースー!!」
五「まっかせなさい!!恵は?」
『……』ポチポチ
五「ん?さっいこっか…」
『!!』
野「ゲテモノ食い!馬鹿力!」
悠「だけじゃねぇよ!な!伏黒!!あれ?どったの?」
『別に…』
五「出番がなくて拗ねてんの」
野「やーーい!子供〜!」
悠「フッアハハハハ(笑)」
記録ー2018年7月
西東京市·英集少年院
同·運動場上空
特級仮想怨霊(名称未定)
その呪胎を非呪術師数名が目視で確認
緊急事態のため高専一年生3名を派遣
内1名死亡
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作者名:春ヶ丘 | 作成日時:2023年11月20日 14時