16 無 自 覚 ページ23
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翌朝。
凄い視線を感じて目を開けると･･･
黄｢お、起きた。A、おはようっス！｣
涼太が、凄く爽やかな笑顔で、俺をのぞきこんでいた。
『お、おはよう･･･涼太』
くそっ。
なんなんだ、こいつの無駄なキラキラオーラは･･･。
黄｢･･･｣
･･･？
『な、なんだよ･･･こっちじっと見て』
黄｢ん？Aは寝起きも可愛いなって思って｣
ポカっ
『ったく、朝から何言ってんだ』
黄｢もう、Aはすぐ手が出るぅ･･･｣
『涼太がバカなこと言うからだろ！』
黄｢ホントのこと言ってるだけなんスけど〜？｣
そう言って、涼太は口を尖らせる。
･･･少し可愛いと思ってしまったのが悔しい。
それに、俺は男だぞ？
思い返したって、カッコイイとは言われたことはあっても(自分で言うのもなんだが)、可愛いとは言われたことはない。
『可愛いとかお前くらいしか言わないし･･･』
あまり酷いようだったら、眼科に一緒にいくべきか･･･？
黄｢･･････｣
しかし、ひとつ気になるのは･･･
なぜか先程から、涼太が獣のような目でこちらを見つめてくることだ。
黄｢･･･｣
さらに今度は、無言のままジリジリとこちらへ近づいて来た。
ただでさえこのベットは狭いため、俺はあっという間に端に追い詰められてしまう。
黄｢･･･A｣
涼太の顔が近づいてくる。
俺は思わず目をつむったが
直後、あることを思い出して目を開けた。
『ごめん。俺、嘘ついてたわ』
黄｢･･･？｣
『もう一人いた。俺のこと可愛いって言って･･･』
黄｢え？誰スかそいつ。教えて。場合によっては手段選ばないから｣
涼太の目がとたんにドス黒い目に変わる。
前の怜ちゃん事件(俺が勝手にそう呼んでいる)から少し分かってきた。
涼太はわりと嫉妬深いらしい。
てか手段選ばないって何する気だよ。
こえーな。
『いや教えるっていっても、涼太もよく知ってる怜ちゃんだよ？』
先程の会話の“なに”が涼太のスイッチを入れたのかはわからないが、さすがにお世話になってる人だし大丈夫･･･
黄｢･･･やむを得ないか｣
･･･え？
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qyqne°(プロフ) - ‡setokano★黄瀬灰崎愛し隊No.0‡さん» ご指摘ありがとうございます！！すぐ直しますね。助かりました(^-^) (2016年10月18日 22時) (
レス) id: 178e81b422 (このIDを非表示/違反報告)
‡setokano★黄瀬灰崎愛し隊No.0‡(プロフ) - “｢さっき、怜ちゃんに何言われてたんスか｣”ってとこの表示が黄瀬じゃなくて怜になってますよ！ (2016年10月18日 22時) (携帯から) (レス) id: 20e66ae414 (このIDを非表示/違反報告)
qyqne°(プロフ) - 宵宮夜月さん» コメントありがとうございます!!楽しんで頂けてとっても嬉しいです♪♪はい！めっちゃ頑張ります！ (2016年10月9日 20時) (レス) id: 178e81b422 (このIDを非表示/違反報告)
宵宮夜月(プロフ) - 楽しませてもらってます！頑張って下さい (2016年10月9日 17時) (レス) id: 75d95900c2 (このIDを非表示/違反報告)
qyqne°(プロフ) - あず1わんさん» コメントありがとうございます！！そう思って貰えて光栄です(^-^)その言葉を励みに、更新頑張らせて頂きます！！ (2016年10月8日 13時) (レス) id: 178e81b422 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：qyqne° | 作成日時：2016年10月2日 7時
