シプサム ページ13
ネコのパンはラップをかけて戸棚の中に置かせてもらった。
明日の朝ヨチャングオッパにお礼してから食べようって。
「〈じゃあ俺ジノヒョンの部屋行くから〉」
祐人は私ひとり部屋に残して出て行こうとしてる。
ひどくない？
「〈えーやだここで寝てよ〜おしゃべりしようよぉ！〉」
「〈もう寝たら？明日超早起きするんでしょ？〉」
「〈寂しい〜〉」
呆れた顔してる祐人の背後でノックの音がして、祐人が開けたらジノたんが枕持って立ってた。
「ユト、枕使う？」
「ああ、ありがと、でも俺そっち行くから」
「あ、そうなの？」
二人は何か話しながら私を見た。
「〈ジノシ〜、みんなでここで寝ましょうよ！〉」
「ん？」
「〈また変な事言って…〉」
「〈ふたりはベッドに寝ていいよ、私は下に寝るから！敷布団ある？〉」
「なんて言ってるの？」
「気にしなくていい…俺ちょっとトイレ」
祐人がどっか行った、これはチャンス！
私はジノたんの腕を引っ張って部屋の中に入れた。
「〈ジノオッパ〜、いいもの見せてあげる〉」
「？？」
ジノたんをベッドに座らせて、私もその隣に座ってスマホの写真フォルダを開いた。
「〈見て、これ〉」
祐人が幼稚園生の時の写真。
祐人の家に遊びに行った時アルバム見て、可愛いのを撮っておいたんだ〜。
「〈祐人のちっちゃい時〉」
「ユト？
私がうんうんと頷いたら、お〜って笑った！
ぐうかわ！！
「〈もっとあるよ、ほら〉」
１才バースデーとか、七五三とか、入学式のとか、どんどん見せた。
「わぁ〜ノムクィヨウォチンチャ…」
言葉の意味はわかんないけど、間違いなく喜んでるよね？
するとジノたんがパッと私を見て
「ネゲドイサジヌルボネジュセヨ！」
え？なんて？
私は言語変換アプリを開いてもう一度って人差し指を立てたら、言ってくれた。
そしたら「僕にもこの写真送ってください」だって！
「〈もちろん！ネーネー！LINEできますか？〉」
LINEのアイコンを指差して見せたら、ジノたんもスマホをポケットから出して、見たことないアイコンを指差して私に見せた。
「カカオトク。カトッ、
「〈なんかわかんないけどとりま落としますっ〉」
ちょうどその時祐人が部屋に戻ってきた。
「〈祐人！教えて、このアプ〉」
「ユトヤ、この子とカトク交換したいんだけど！」
「〈…おいそこのお前、俺の天使に何した？〉」
えへっ☆
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 95人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふぇて子(プロフ) - 神田ニエル。さん» ありがとうございます(^o^)ジノたんの可愛さ伝わって嬉しいです〜＼(^o^)／ (2019年5月8日 23時) (
レス) id: 0bdfab15ee (このIDを非表示/違反報告)
神田ニエル。 - 更新お疲れ様ですぅジノたん可愛いっ！ (2019年5月8日 23時) (レス) id: 4450166156 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇて子(プロフ) - 神田ニエル。さん» わかります！わかり過ぎます〜たごにはみんなステキですもんね〜(*´ω`*) (2019年5月4日 21時) (レス) id: 0bdfab15ee (このIDを非表示/違反報告)
神田ニエル。 - ふぇて子さん» ですよね〜(*´ω`*)あの二人本当天使ですよね！wペンに関して少し訂正させてください！イェナンちゃんとジノちゃんよりのオルペンです！！ (2019年5月4日 0時) (レス) id: 4450166156 (このIDを非表示/違反報告)
ふぇて子(プロフ) - 神田ニエル。さん» いつもコメントくださって本当に嬉しいです！ニヤけまくってますよ〜wイェナンとジノが好きですか！天使の２人〜(*´ω`*) (2019年5月3日 0時) (レス) id: 0bdfab15ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふぇて子 | 作成日時：2018年11月14日 20時
