I can't forget you. (ページ10)

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｢やばいやばいやばい｣

ゆ｢何どーしたの｣

｢収録まであと1週間だよ！？！？！？！？｣

ゆ｢え、もう1週間しかないの？｣

｢そうだよ！！！！泣｣

汐恩に会うって分かってから毎日ドキドキしてる。。。

やっと会えるのが分かっていて嬉しい気持ちと、急に音信不通になって辛かった気持ちを思い出してしまって複雑だ。

ゆ｢鶴房に会ったらどうするの？？｣

｢んー…………

逃げる。かな笑｣

ゆ｢なんで？！？！笑｣

｢だって、なんか嫌じゃん！！笑｣

ゆ｢なんでよ！笑｣

｢あっ！！！！！｣

ゆ｢びっくりしたぁぁなに！？｣

｢高校生の頃の私と今の私メイクとか服の雰囲気も変わったから汐恩にバレない説ない？？？｣

ゆ｢いやさすがに元彼だから分かるでしょ！！！笑｣

｢そうかなぁ……傑作だと思ったのに…………｣

ゆ｢あんたバカなの！？笑｣

ゆ｢私も瑠姫くんに会いたいなぁ……
間近であの顔面を見られるの羨ましいなぁ〜〜〜〜〜｣

｢仕事なんだから！！笑仕方ないじゃん！笑｣

ゆ｢羨ましい…………｣

ゆ｢でも絶対鶴房と話しなさいよ？？？｣

｢うーん……うん。話すよ。多分｣

ゆ｢多分じゃないの！！絶対ね！！！｣

｢…………｣

ゆ｢その日が会うの最後かもしれないんだよ？？
だから、今までの気持ち全部言ってきな！？｣

確かに、結衣の言う通りかもしれない

今までの気持ち全部汐恩にぶつけてこよう。

なんで急に消えたのか

どうして何も言ってくれなかったのか

汐恩がいなくて寂しかった、とか。

その日が汐恩に会うのも最後かもしれない、

お互い表に出る仕事をしているから。

｢ふぅ……
よし、頑張ろう。｣