I can't forget you. (ページ9)

今日:5 hit、昨日:15 hit、合計:16,799 hit

8 ページ9

汐恩side

高校生の秋、俺は人生で初めて告白した

汐「Aのことが好きです。

俺の片思いかもしれへんけど、

もし良かったら俺と付き合ってくれませんか？」

大好きだった彼女と付き合うことになった

そこからの毎日はほんまに幸せやった。

高校2年生の秋ぐらいやったかな、

俺は、アイドルになりたいと思い始めた。

表に出る仕事は不祥事は起こしてはいけない、

恋愛なんてもってのほかだ。

せやから、夢のために大好きなAとお別れしないとあかんかった。

不器用なりに頑張って伝えようと思ったけど

俺には無理やった。

目の前にいた大好きなAにお別れを告げる勇気がなかった。

そして高校3年生になった頃、

俺は本格的にアイドルになるために韓国に行った。

結局Aには言わずに来てしまった

「別れよう。」っていう一言が俺には言えへんかった

Aには悲しい思いをさせたくなくて親以外誰にも言わずに韓国に来た。

正直、俺はまだAのことが好き。

忘れられへんねん。笑

これからも俺はずっとAのこと大好きやと思う。

・

・

・

景「しょーせー何見てるのー？」

大「今、AちゃんのYouTube見てんねん。
ちょっと景瑚くん静かにして？？」

景「え！何この子可愛い！！
JAMだったりしないかな？笑」

大「そんな偶然ないやろ笑
この子の美容品紹介とかめっちゃ参考になんで？」

景「そーなの！Aちゃんちょー可愛いタイプかも」

大「いや景瑚くんチャラ〜笑」

Aちゃん……？

まぁあのAでは無いよな笑

景「汐恩もAちゃんって調べてみて！
ちょー可愛いから！！」

鶴「あーはいはい。後で調べますわぁ」

景「絶対調べないやつじゃん笑」

鶴「笑」

木「汐恩聞いた？？今度の番組の出演者。」

鶴「んー？まだ聞いてないで？」

木「祥生が今見てるYouTuberのAちゃんもいるらしいよ。」

鶴「ほーん、そぉなんや。」

景「え！！翔也今のホント！？！？」

木「ほんとですほんとです！！！！！！」

景「うわまじか。会えるのか。」

鶴「いやもう景瑚くん好きやんその子のこと笑」

景「一目惚れしちゃったかも！！！！
絶対その日話しかけに行こっ」

あのAやったらええな〜なんて笑

Aはもう今頃俺の事なんか忘れてるんかなぁ。