四十話 ページ41
僕が戦うのは、191､404､44､403の誰かか、なんでこんな歪､不公平な表になってるんだ？
戦う回数がバラバラで僕は最大でも2回しか戦う回数がないが……
ネテロ「さて、最終試験のクリア条件だが、いたって明確たった1勝で合格である!!」
!!
つまり戦う回数が低いほど合格できる確率が低いってことか……
ネテロ「つまりこのトーナメントは勝った者が次々ぬけていき、敗けた者が上へ登っていくシステム!この表の頂点は不合格を意味するわけだ、もうおわかりかな？」
「つまり、不合格者は1人だけってことだね〜」
ネテロ「さよう、しかも誰でも2回以上勝つチャンスが与えられている」
僕の戦う回数は2回、戦う回数が多いほど合格しやすい
つまりネテロ会長がハンターに向いてると思った人ほど戦う回数が多いのか？
いや違うな、それだとヒソカが多いのはおかしい
ずっと試験管に殺気を放ってた殺人鬼をハンターに向いてると考えることは無いはず、多分
ネテロ「何か質問は？」
「組分けが不公平な理由は？ちゃんとあるんでしょ？」
ネテロ「うむ、当然の疑問じゃな
この取り組みは今まで行われた試験の成績をもとに決められている
簡単にいえば成績のいい者にチャンスを多く与えられているということ」
えっ？成績が良いって……いい方がハンターに向いてるってことだよな
僕が成績が良いとは思わない、ローラーシューズで来たり4次試験でもキルアに取ってもらったりしたけど、ヒソカの方がハンターに向いてると思われてるとは……
キルア「それって納得できないな、もっと詳しく点数のつけ方を教えてよ」
キルア、よく言った!
点数の付け方によれば僕がヒソカより少ないのも納得できるかも
ネテロ「ダメじゃ」
キルア 僕「なんでだよ!!」
「あっ……僕も気になるな〜って」
やらかした……
ネテロ「採点内容は極秘事項でな全てを言うわけにはいかん
まぁ、やり方くらいは教えてやろう」
まぁ、これを聞けるだけでもいいな
ネテロ「まず、審査基準これは大きく3つ身体能力値、精神能力値そして印象値これからなる
身体能力値は敏捷性、柔軟性、耐久性、五感能力等の総合値
精神能力値は耐久性、柔軟性、判断力、想像力等の総合値を示す」
……なるほど〜
僕がダメなわけだ
全然当てはまらないな、判断力と想像力、耐久性はあると思うけどみんなには勝てないし、ヒソカに勝てるわけないな
納得だ
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作者名：璃律 | 作成日時：2021年12月23日 19時
