三十五話 ページ36
「殺されなかっただけいい方なんだよ……それに僕がゴン達に本当の名前を言わなかったのは他にも理由があるんだ」
ゴン、キルア「………」
「それはね、僕はもう死んでるんだよ他の人からしたらさ」
キルア「でも、死んでねぇじゃん」
「今はゴンとキルアも僕に信用があるから信じたけど出会ってすぐの時に僕はミズキ・アムニスです。っていっても、はぁ？何言ってるんだ？ってなるでしょ」
キルア「それは……」
「それに、お母様とお父様にも、もうアムニス家の名は名乗るなって言われてるんだよね、」
ゴン「？、でもミズキはオレ達に言っちゃったけどいいの？」
「駄目だね、でもゴンとキルアには言っておきたかったんだ」
ゴン「そうなんだ…」
「ゴンとキルアなら他の人に言わないし、気味悪がらないでしょ？」
ゴン「もちろん！」
キルア「あぁ、」
なんども思う、話して良かった……本当に
でも、もしこれがお母様とお父様にバレたらやばいかもな……
嫌、今だけでも忘れよう……
「それでゴン、キルア」
ゴン、キルア「なに？」
「クラピカとレオリオには本名はミズキ・クラウンだって言う、僕はもうとっくの昔にアムニス家じゃなくなってるからクラウンが僕の本当の名字にする
いいよね？」
ゴン「もちろん！」
キルア「いいだろ、」
「ありがとう！」
そのあと、クラピカとレオリオには本名はミズキ・クラウンだといい、謝った。クラピカは
「信用していないものに偽名を教えるのは変なことでは無い。それに今は信用してくれたってことだろう」
と言ってくれた。
レオリオは
「お、お前その名前偽名だったのか!?」
と驚いていた。
二人共何もせず許してくれた
そしてミズキと呼んでくれた……
ライと呼ばれるのもいいけど本当の名前を呼ばれるのはこんなに嬉しいんだな…
皆を信じてよかった
そうして、僕は自分の部屋へもどった
その日の夜
ｺﾝｺﾝ
「ん、誰ぇ？」
ヒソカ「ボクだよ♥」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 82人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：璃律 | 作成日時：2021年12月23日 19時
