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ミツバ篇 19 ページ31

沖田視点 in病院




近藤 「トシとAが2人で?! オイ!!! なんで黙ってたんだ!!」


山崎 「ヒィィッ……くっ……口止めされてたんです!親類縁者に攘夷浪士がいることが体内に知られたら、沖田隊長が真選組での立場を失うと!!」


……なっ…… どういうことでィ


近藤 「トシの野郎…… ハナからアイツらだけでカタつけようとしてたのか……!無茶な真似を!」



なんで……



土方 「知ったこっちゃねぇんだよ。お前のことなんざ」

総悟 「気に食わねぇ……」
あの時、土方にあぁ言われたのに……


A『総悟。あんま……無理しないでね?』

総悟 「テメェには関係ねぇだろィ。首突っ込むなって何度言ったらわかる 『でも!総悟が』しつけェな!! 」

土方にコテンパンにされた後、あぁ言ってAを突き放したのに



なんで……


総悟 「あの野郎ォ!!!」


走り出した瞬間、近藤さんに抑えられる

近藤 「お前は動くな、傍にいてやれ。それに……今のお前は足でまといだ、剣に迷いのあるやつは死ぬ」

総悟 「俺達に任せろってかィ。冗談じゃねぇ俺は奴に貸しつくるのだきゃぁ御免蒙るぜ、近藤さん。あんたは俺を誤解してる。俺はあんたが思うほど綺麗じゃねぇ。人を信じるとかそういう奴じゃねぇんだ。テメーのことしか考えてねぇ。いつもアンタ達といると溝を感じてた、アンタらとは違うって。だから姉上もアンタもAもアイツの所へ……(((ドカァァッ!!」


左頬に鉄拳が飛んできた。 俺はそのまま吹っ飛ぶ。

総悟 「イテテ…随分と俺には手厳しいな近藤さん。」

近藤 「そりゃお前がガキだからだ、トシがお前と同じ事を言ったら俺は奴も殴ったよ。俺達ゃそういう仲だろう? 誰かがひん曲がったら他の2人が全力でぶん殴って治す。昔からそうだった。だから俺達ゃ永遠に曲がらねぇ、ずっとまっすぐ生きていける。テメェが勝手に掘ったちいせぇ溝なんざ知らねぇよそんなもん。何度でも飛び越えて、何度でもテメェをぶん殴りに行ってやる。」

俺は目を見開く。

近藤 「そんな連中長ぇ人生でもそうそう会える事ねェぞ?俺達ゃ幸せもんだ。そんな悪友を人生で2人も得た。総悟、もし俺がひん曲がった時には、今度はお前が俺を殴ってくれよな」



総悟 「惚れてたんですよ。本気で、冷たくつっぱられながら、それでもずっと野郎の帰りを待ってた。ずっと。ようやく幸せ掴んで全部吹っ切ったと思ったらまたアイツだ」




きり悪いんですけど次行きます

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作者名:霊丸 | 作成日時:2019年12月11日 16時

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