無能と有能が18人 ページ21
『トントン！』
ノックもせずに書記長室の部屋にと入って行く。
「おっ、どうしたんや？A」
手招きしながらそう聞いてくる。
『別に、トントンに早く会いたかっただけやで』
と言ってぎゅっと抱きつけば顔を赤くしながら
「せ、せやか…ふふ」
小さくそう呟いて少し奇妙な笑みを浮かべている。
そんなトントンを置いておき、机の上に乗っている溜まりに溜まった凄い量の資料達を長机に移し、自分用のペンをトントンのペン立てから取って書類を始める。
まぁ書くのは図や地図等を切り抜きして貼る等の作業だけだが。
暫く作業を続けていればノックが聞こえたので、顔を開けて扉の方を見る。
「しつれーします、チーノです」
返事を聞かずガチャリと扉を開け、入ってくるチーノ。
「チーノ？俺まだ良いなんて言うてへんが…」
『チノくん…』
呆れたような顔をしながらチーノにそう指摘するトントンと少し目の端を下げて苦笑いをするA。
「まぁまぁ！先輩と俺のよしみじゃないっすか〜」
と目の前に処理済みの書類を置くチーノ。
「…まぁご苦労さん、確認するからちょっとAの隣座ってまっててや、」
トントンがそういうのでソファを横にズレ、左隣をポンポン、と叩きそこに座るように促す。
『チノくん、ここ座ってえぇよ』
ニコッと笑いかけて言えばトントンが「…ずる」といって顔を少し顰めていたので後で頭を撫でてあげようと思う。
「へぇ、先輩も資料頑張ってんですね！」
チーノが既に処理済みの書類に手をかけ、綺麗に貼られた地図や新聞記事。簡単に纏められた数字などを見て褒めてくる。
『えへへ、まぁ…みんなより書類出来ないから、これぐらいは出来ないとね』
資料を切り抜けたのでそれを糊で貼り、間違いがないかを確認していれば、チーノに頭を撫でられる。
「ｯｯｯｯ、先輩…偉い！」
『ちょっとチノくんやめてや〜、僕のが先輩なんだから』
うわ〜とふざけ合っていればトントンが微笑ましそうな目をしてこちらを見ていたので手を振ればチーノに中学生か！と軽くチョップを喰らわせられた。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
はい、ども、ぶららびです。
ｽｰｯはい。今回はトンさんとチーノくんがいっぱい絡んでましたね……なんか、もっとこの人と絡ませて欲しいとかあったら検索避けしてからコメントしてください。まぁ…本命トンさんてすので、
では、
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BLACKRabbit(プロフ) - 碧翔さん» そうですよ〜w (2021年4月17日 13時) (
レス) id: 762a55b005 (このIDを非表示/違反報告)
碧翔 - 舞莉子ってぶりこだったんですねwまりこだと思ってましたw (2021年4月17日 9時) (レス) id: 6cb4d1b5e6 (このIDを非表示/違反報告)
BLACKRabbit(プロフ) - 蝶花さん» 待っててくださいｯ(((12月24日から1月5日までは毎日更新するんでｯ() (2020年12月11日 17時) (レス) id: 762a55b005 (このIDを非表示/違反報告)
蝶花 - 更新楽しみにしてます！ (2020年12月11日 17時) (レス) id: 38881abff7 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - リクエストのやつ、最高でした！！！！！ありがとうございました！！！ (2020年8月17日 23時) (レス) id: 56a40092ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：BLACKRabbit | 作成日時：2020年7月12日 22時
