無能と有能が2人。 ページ2
夕食を食べた後、Aとゆっくりしていたら幹部でない女が近づいて来た。
「…なんやねん」
少し棘のある言い方をする。
すると口を開く。あー…此奴の名前なんやったっけ？とトントンが考えてるとAが声を出す。
『舞莉子さんどないしたん？』
とポケッとした感じの顔で聞いた。そんな顔も可愛いな、なんて考えてると何故か頬を叩かれたA。
ﾊﾟﾝｯ！！と言う軽快な音はトントンのはらわたを煮え繰り返らすには充分な理由だった。
「……おい、なにワイのAに手ぇ出しとんねん、」
と殺気を含ませ発する。
すると舞莉子が涙目にしながら何かを言い出した。
「だっ、だってぇ、ぶぅりこぉはぁ♡と、トントンくんをぉ、助けてぇあげたくってぇ♡」
と言われた。
「…何からや？あー…もしかしてあれか？お前らのやらない書類共か？それとも狂犬共の内ゲバの処理？それとも脱走癖のある総統のお守りか？」
そう聞くとまた口を開く舞莉子。
｢えぇ？ちがぁうよぉぉ♡″無能″くんからぁだよ♡♡｣
どうやら彼女はトントンの地雷を踏んだらしい。
周りにも聞こえるようなブチッと言う何かが切れた音。
周りはすぐ様身を守れる者の近くへと集まる。
「ｯるせぇな…誰が無能や、て言うかそもそもお前のが無能やろ、戦闘も出来ひんし書類さえも出来ない、これの何処が有能なんや？Aの事、無能言うとるけどお前のが無能やない？」
と冷たく言い放つ。
「な、なによぉ！そう言うAだってぇ、何も出来ないじゃない！！」
と舞莉子が言う。
「Aは誰よりも頑張ってるで？書類が出来ない分メイドさんの手伝いしたり街や国を見に行ってくれたり、戦闘は世界一と言っては過言でないほど強いんやで？それをお前が無能なんて呼び出すからなぁ…」
少し間を置いてトントンはグルッペンに満面の笑みで話しかける。
「グルさぁん…コイツさぁ…もつ殺/し/てもええか？」
と。
ｸﾞﾙ「…だ、だめや」
と焦った様にそういった。
「…命拾いしたなぁ……″無能″」
『……トントン、無能なんて言葉言っちゃあかんよ？』
と宥める声が1つ聞こえた。
『言われたらみんな悲しくなるで、？』
と覗き込むようにトントンの顔を見る。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
はい！掛け持ち許してください！！次の更新はテスト等があるので8月1日です！
お楽しみに！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 318人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
BLACKRabbit(プロフ) - 碧翔さん» そうですよ〜w (2021年4月17日 13時) (
レス) id: 762a55b005 (このIDを非表示/違反報告)
碧翔 - 舞莉子ってぶりこだったんですねwまりこだと思ってましたw (2021年4月17日 9時) (レス) id: 6cb4d1b5e6 (このIDを非表示/違反報告)
BLACKRabbit(プロフ) - 蝶花さん» 待っててくださいｯ(((12月24日から1月5日までは毎日更新するんでｯ() (2020年12月11日 17時) (レス) id: 762a55b005 (このIDを非表示/違反報告)
蝶花 - 更新楽しみにしてます！ (2020年12月11日 17時) (レス) id: 38881abff7 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - リクエストのやつ、最高でした！！！！！ありがとうございました！！！ (2020年8月17日 23時) (レス) id: 56a40092ea (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：BLACKRabbit | 作成日時：2020年7月12日 22時
