＊＊＊＊ ページ26
.
「ﾋﾞｸｯ」
電話なんてお構い無しに
彼の手は私の頬に触れた
「でん…わ、」
YG「いい」
「よくない…っ」
YG「いいから」
「…っ」
彼の手が 私の首筋をなぞる
緊張と彼の熱っぽい瞳に
変な声が出そう…
.
YG「…もっかい」
「ﾝｯ...」
YG「…ｯ」
「ん、っは…」
素早く塞がれた唇
…熱い
さっきよりも 、何か…
「ん、待っ…ｯ」
何か違う
嫌じゃない
嫌じゃないけど
荒々しく私の唇に何度も触れる彼の唇
彼の胸を押し返してみても
キスをされているからか力が入らない
目元にじわっと熱いものがこみ上げる
鳴り続ける着信音
「ｯ…ぁ」
YG「…っ！」
「はぁ…ｯ」
YG「あ…悪ぃ…」
手のひらで 私の頬を包んでいたからか
頬を伝うものに気づいた彼の動きが止まった
YG「…ごめん、、ごめんA」
「だ、大丈夫だよ…？」
YG「…泣いてる」
「…ちょっとびっくりしただけ…」
YG「まだ早かったよな、」
「そんなこと、」
YG「…無理すんな」
申し訳なさそうな表情で
私の涙を拭ってくれる
気がつけば 着信音は鳴り終わっていた。
「電話…良かったの？」
YG「…ん、大丈夫」
「ﾎｿｸくんからじゃない？ㅋ」
YG「あいつからなら尚更大丈夫。ㅋㅋ」
普段通りに ﾌｯて微笑む彼
……なんだか安心した。
YG「……今日はもう帰るか？」
「…ん」
YG「…」
「…明日仕事だしね、、帰るよ」
YG「ん。」
「今日は本当にありがとう。楽しかった！」
YG「俺も」
また明日って言って
彼の車から降りて自分の部屋へ向かう
「…」
もしあのキスが車の中じゃ無かったら…
何て考えるだけで 沸騰しそうなくらい顔が熱くなる
今夜はきっと 眠れない気がする。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1667人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
N(プロフ) - はるなさん» コメントありがとうございます！ゆっくりの更新になりますが、よろしくお願いします(^^) (2017年6月10日 23時) (
レス) id: 067ae6fda4 (このIDを非表示/違反報告)
はるな - いえいえ、就活頑張ってください！久しぶりのユンギ最高です！更新頑張ってくださいね！ (2017年6月9日 21時) (レス) id: bccf0fbb27 (このIDを非表示/違反報告)
N(プロフ) - かんなさん» コメントありがとうございます！作者もジョングギィ！って感じです笑 ユンギはどうなるんでしょう！これからもよろしくお願いします(^-^) (2017年4月21日 22時) (レス) id: 067ae6fda4 (このIDを非表示/違反報告)
N(プロフ) - BTSホビさん» わああ またコメントありがとうございます！果たしてどうなるのやら…作者も不明です笑 これからもよろしくお願いします！ (2017年4月21日 22時) (レス) id: 067ae6fda4 (このIDを非表示/違反報告)
かんな(プロフ) - ジョングクを応援してしまう。笑 ジョングクもっと頑張ってユンギに嫉妬させて！笑 (2017年4月21日 22時) (レス) id: 7593378807 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：N | 作成日時：2017年3月31日 0時
