彼にスイッチが入るとき

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YG「さっき渡しに来た資料に挟まってた」

「あ……ありがとう」




彼から書類を受け取る

ただそれだけの事なのに
緊張して手が震えてしまう


.


YG「…1人で残業？」

「…うん」




ふぅん って言いながら

彼は私の目を見つめてくる

何で今 見つめてくるの？

何で帰らないの

早く帰ってよ…





YG「…何で目逸らすんだよ」

「え、？」

YG「渡しに来た時。今もだけど」

「だっ、て…」




ﾐﾝ・ﾕﾝｷﾞが最初避けてきたんじゃん。

私はただ 気まずかっただけなんだよ…




.




「目も合わせてくれなかったのは…そっちじゃん」

YG「…」

「今日1日 私が何かしたんじゃ無いかって、、
何かしたなら謝るけど…」

YG「…」

「分かんない。あんたのことが…」

YG「…」

「ねぇ、何か言ってよ」

YG「お前こそ分かんねぇよ。」

「……え？」









…分かんない？ 私が？




「何が？」

YG「何でキスされても普通でいれるわけ？」

「…、」

YG「こないだの飲み会の時もだし。」

「っ…じゃあ逆に聞くけどさ、何で私にキスなんかする訳？別に好きでもなんでも無いんでしょ？」

YG「…は？」

「期待させるような事ばっかりしてきて…
勝手に私ばっかり緊張してさ、ほんとバカみたい」

YG「…」

「…意味分かんない。」









せっかく 話せてるのに

なんで私達は言い合いなんかしてるんだろう


YG「…もういい、帰るわ」

「…」





そう言い放って

静かに出ていってしまった。

＊＊＊＊＊YG→←＊＊＊＊＊＊＊

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