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性とか ページ3

性について話しておこう。






遠回しに言うのも嫌だから、直球で言う。






俺は性同一性障害だ。






中一のときに、体に違和感を覚え始めた。






なんで女?





あれ、俺って女なんだ。





え、なんで?






男として生きたかった。男なのに。






制服のスカート

履くのに抵抗がある。





恋をする。相手は女の子だ。






告白もできない。何故?






気持ち悪がられる。きっとそうだ。






怖い、嫌だ、離れて欲しくない。






その一心で、親にも隠している。







自分の感情を殺して、他人と接することで、少しでも会話が楽になる。





でも、家族は厳しい。





あまり喋らなくなった俺を心配した親が、俺に話しかける。







探られるのが怖くて、俺はそっぽを向く。






これだけで終われば良かったんだ、そうだ。






俺はこれで親がどれだけ傷ついていたかも知らずに、涼しい顔で家族と接するようになった。






気まずい。家族との生活で、そう思うのは中一のこの時期が初めてだ。







お前に俺の何が分かる。







規則だらけの社会で麻痺した大人に、何が分かるっていうんだ。







なんて、思っていたんだ。最低だよ。






今日だって、親の誕生日をまともに祝えなかった。








「おめでとう」







たった一言でさえ、喉で潰れて。









苦しくて、吐き出せなくて。









そしたら俺より先に、親が吐き出した。








「どれだけ傷ついたと思ってるの」








「どれだけあんたに尽くしてやってると思ってんの」







最後は涙声でよく聞き取れないくらい。







ハッとしたときにはもう遅くて、今、こんな状況だ。








何故友達と触れ合うように家族と分かり合えない。








友達と何が違う?









もうどうしたらいいか分かんない。






___________________________________


辛い人は、コメントでなんでも吐いてください。俺でよければなんでも聞きます。

というか、なんでもOKです(こない)。



「お前どんだけ親不孝なんだよw」とかいうコメントでも構わないです。俺が今後に活かせるアドバイスになるようなコメントもらえると嬉しいです。

え?→←俺の夢



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作者名:るぃぬ | 作成日時:2020年9月13日 12時

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