祈りの歌【呪術廻戦】

雑談 ページ22

五条side


Aが任務で倒れたと聞いた時は焦った。






意識が戻り、しゃべれるくらいになってはいたが、実は任務の日から1週間以上も目が覚めなかった。






痛みのショックから高熱を引き起こし、一時は本当に危なかったらしい。





硝子という反転術式を使える優秀な人物がいなければ、目が覚めることもなかっただろう。






「もう13年か…」






不意に口をついて出た独り言。






「あの死にかけのチビがよくここまで育ったよね、ホント」






「懐かしいね」






僕ら3人がAと出会ったのは年末の暗い暗い夜の日だった。

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