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黒幕 ページ18
気絶したAを見ながら、うすら笑いをうかべるのは最悪の呪詛師とよばれる夏油傑であった。
「昔のように傑兄さんとは呼んでくれないんだね、A」
「相変わらず強い術式と呪力を持ちながら、それを使えばそんなふうになってしまうなんて不憫なやつだね、全く。」
そう言って、Aのそばにしゃがむとあることに気づく。
「アハハハハハハッ、これは面白い」
Aが左腕にうけたはずの火傷はまるでそこに何もなかったかのように、完治していた。
「神とやらはたいそう嫉妬深いらしい。自分の所有物が他のモノに傷つけられるのは許せないのか。」
「自分が1番傷つけてると知りながら、自己中な神だな。」
「ここで取り込もうと思っていたが、仕方ないか。神に恨まれたくはないからね。またこんどだ、A」
そういうと夏油は姿を消した。
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次、ちょいグ ロ注意です
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作者名:高菜明太子 | 作成日時:2022年9月17日 21時