祈りの歌【呪術廻戦】 (ページ14)

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危機ページ14

「嘘だろ」

帳をくぐろうとしたが、何かに阻まれて先にいけない。

(なんだこれ、帳の外側にもう一枚帳がある。はぁ！？ふざけんなよ！！)

(まさか河本さんが？いや、最初にくぐった時は問題なかった。ということは、呪詛師によるなんらかの妨害？じゃあ、どうして任務の内容や日程がバレてるんだ？あー、俺これやりたくねぇよ。ぜってぇ、無理じゃん。だって、もし特級倒しても、呪詛師いるってことでしょ？あー、あー、帰りてー。どーしよ、これからどーしよ？とりあえず、木の影に隠れるとして、そっから…)

この間、2秒。

Aはピンチに陥る程、思考が速くなるという特技を持っていた。
この特技に関して、周りからの批評は

五条「最初っからそうだったら、ピンチにもならないでしょ」

伏黒「地頭はいいから、思考が速くなってさらに強くなるのかと思ったら、後半から余計なことを考え出すのでプラマイゼロです。」

と散々な言われようである。

五条、伏黒「「だけど、」」

Aは立ち上がり、木の影から一瞬で呪霊の背後に回る。
呪霊が気づいた時には体の一部が崩れていた。

Aの右手には黒々と光る日本刀。

「お前をやるしかここを出る方法はなさそうだしな、」

「短期戦だ、覚悟しとけ」

五条、伏黒「「やる時にはやる男だよ(です)」」