公安警察の兄貴として産まれた俺の末「名探偵コナン」

3話 ページ4

目暮「第1発見者の降谷Aさん32歳、作家ですか」

警察を呼んで今は事情聴取を受けているんだけど近所にいる毛利探偵とその連れまで来るという大惨事が起きている。

しかもその連れに子供がいるから少し文句

とりあえず子供を手招きしよう、、たしかもう1人の刑事さんにコナンと言われていたな

コナン「なぁ2？お兄さん」

A「辛いだろう？子供があまり見ていい現場じゃないんだ、、早く帰りなさい」

コナン「っあはは(一応この人が要注意人物なんだけど)」

そういば警察が来る前に女の人が来てたな、確かにその人も向こうで事情聴取受けているんだっけ？

目暮「今回の容疑者は2人か」

女「何言ってるのよ！！犯人はそこの男に決まってるじゃない！だってその人の手に血がついてるんだもの！」

やっぱり、あの時に血を吐いてたのを見られていたのか、、そう言われたからなのか女の笑が黒く見えてしまう

目暮「本当かね！！」

毛利「すこし見せてもらいますよ、、ってボウズは下がってろ！」

A「っはい」

ぐーのじの手を開けばパーの字になる。つまり、さっき吐いた血がついているということだよ

皆「！！？」

女「ふんっ！ほら言ったじゃない！これで確実よ！」

なんでこんな時に俺は言い返す力がないんだ、、きっと弟なら論破できたんだろう

目暮「署までご同行願います」

A「嫌です」

毛利「早くに言っちまえば楽になるのによ」

コナン「(まてよ、確かにこの流れだと降谷Aさんがとても怪しいだが何かが引っかかってやがる)」

A「ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯっ」

むせたらドロリとした緋色の血液が口から溢れ出てきた

目暮「これは！」

A「だから言ったでしょう？俺は犯人じゃない、、この血だって結核からなんだから」

コナン「(そういうことか！)それなら後は簡単だね！僕分かっちゃった！」

目暮「コナン君本当かね！！」

コナン「うん！犯人はねこのお姉さんだよ。」

女「私は違う！」

やっぱり、あの女の人が犯人だった

それにしてもあの子供の推理は立派なものだった

ずっと手を握ってた俺の手の内にどうして、血がついてるのを知ってたのだとか、どうしてわざわざ路地裏に来たのか、とか

俺の場合は方向音痴だったから平気。


そして、今。

何故かコナンくんと2人でにらめっこをしている

どことなく緊迫とした雰囲気だな

コナン「お兄さんさ、兄っている？」

A「へ？」

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