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21話 ページ22

フライパンに入れればいいだけの目玉焼きなのに何故か俺はどこでどうしたらそんな知識を手に入れるんだって思うくらいの発想をしてしまっていた

確か、お湯を沸騰させてその上に卵を割ればいいんだよなって未だに謎だけど思ってた

まぁ勿論その目玉焼きは当然浮いてるだけだし形にはなったわけだけど、とてもびしょびしょで見るからに食感が悪そうな品物だった

まぁそれでもお皿に乗っけたら綺麗な形“は”してたからとりあえずお皿に並べて零をよんだ。

そして机に座った零が一言

零「これだけ?」

そうして、そのままキッチンに向かったと思ったら戻って来た

まぁキッチンに向かったのは恐らく新しく品物を増やすためだったんだろう

それで戻ってきた理由は


零「ねぇ?兄ちゃんお昼の品物はこんなびしょ濡れた目玉焼きたった1つで、ひとつだけだったのにあのキッチンの散らかし様はなに!?」

A「仕方ないじゃんか!ケホッ」

かなりフラフラだったんだけど零も血が頭にのぼっててそこまでの配慮は出来なかったんだろう

まぁ、一言いえば簡単に大喧嘩した

もちろん体力がわんさかある弟に病弱である俺が勝てるわけもなくあっという間にその喧嘩は終わったんだけどね?

言っちゃえば今までの流れはいらないに等しかったかもしれない、、まぁ最近色々な思い出が蘇ってきてしまってるしそこは許して欲しいくらいかな?


まぁ一言、大げんかをしてた時の揺れで鍋に入れて置いたお湯が盛大にキッチンの床に滝の如く降り注いだわけだ

それを見た瞬間俺らは暫く思考停止していたが思考再開した時には2人して顔が真っ青になっていた

いや床なら拭けば母さんや父さんにバレることもなかったんだけど、、しっかりと周りを見渡せば水でびしょびしょになっている電子レンジのコンセントがあったからだ。

まぁすぐに2人で床を拭いたり、周りのものを片付けたりした後に最後まで手をつけなかったコンセントを覚悟して拭いた後に電子レンジを付けたら見事に灰レンジへと進化を成し遂げてしまったのだった


そのすぐあとに俺も限界だし頭はパンクするしで相変わらずぶっ倒れたけど

その後は当然の如く2人して両親に怒られたが数日間は口すらも聞かなかったな
どっちが悪いんだっ!つってね

まぁ結局両親からドローが入りその話題は自然的消滅という事になったな

最初こそ相手にイライラがあったけどだんだんといつも通りの仲になったのは何度、思い出してもすごいなとは思うよ。

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\(^o^)/ - な、泣いちゃう作品でした(´;ω;`)神作品とはこれのこと!! (2022年2月14日 18時) (レス) @page48 id: 111ab3751f (このIDを非表示/違反報告)
夏樹(プロフ) - 今回静かで儚い男主さんだったので、次回は運動大好きだが病持ち。躊躇なく人の背中押せるような明るい男主さんなんてどうでしょう!ニカッと笑う感じの…? (2018年6月5日 16時) (レス) id: 113dea87ba (このIDを非表示/違反報告)
Sinn - 読みました!最後の終わりって小屋の中で一人死んだってことですか?それで、数年後たって遺骨を見つけたっていうことでしょうか?理解力がなくてすみません^^; (2018年5月24日 19時) (レス) id: de0e7e661c (このIDを非表示/違反報告)
とある小人 - 蛍のような人だった。感動ありがとうございますっ!! (2018年5月24日 17時) (レス) id: 88b04af0d5 (このIDを非表示/違反報告)
草摩ソラ(プロフ) - 完結おめでとうございます!お疲れ様でした。意外なラストでした!!ブラコンの作品も読んでみたいです! (2018年5月23日 21時) (レス) id: 6990e10e49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ダラーサ | 作成日時:2018年4月20日 21時

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