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山「お前ら早く席につけー!チャイム鳴ってるぞ」





教室に入ってきた山田先生が教卓の前に立つ





俺は、まだ少し怖くて逃げ出したくなったけど光の後ろに座る





山「今日は、全員出席だな」





....





山「あれ?.... ごめん、なんでもない」





俺に気づいて驚いた顔をしたけど、すぐに普通にもどる





山「今日頑張れば明日は土曜日で休みだから授業寝るなよー」





その言葉で朝のホームルームは終わった





「ん?」





山田先生がこっちを見て手招きしている





何を言われるのかと、震えが止まりかけていた手がまた震え出す





人がいない廊下にでると、かべにもたれかかっている





山「教室、これたんだな」





俺の心配はよそに、山田先生は笑顔だった





山「いやー、伊野尾見た瞬間めっちゃ嬉しかったよ

  ちょっとずつでいいから一緒に慣れていこうな」

嬉しかった





俺を心配してくれる人がいる





そう思うと自然と笑えていた





山「やべっ、授業おくれる

  頑張れよ」





一時間目に他クラスの授業があるらしくあわただしく走っていった





八「伊野ちゃん?そろそろチャイムなるよ!」





「はーい、すぐいく!」




こんな楽しい生活が続いていくと思ってた

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作者名:紫*依望 | 作成日時:2018年11月23日 21時

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