バンタン病院 2season1 (ページ46)

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「んんっ…グクっ！」

いきなりの激しさに脳が追いつかなく息をすることすら忘れていた

JK …ごめん

「…」

JK …俺さ、Aの事本当に好きだよ。

「…」

JK だから時々不安になるんだ…俺の気持ちが大きすぎるんじゃないかって。

「え…」

そんな事思ってたの…？

JK 束縛してるんじゃないか、とか嫌だとか思われてるんじゃないかって。…俺はお前から愛されてるって毎日思ってるよ。だからその分俺もお前に返したい。でもそれが逆にお前を傷つけてるんじゃないかって。それに、ごめん。さっきは…あの話お前に聞かれてるとは思わなくて…その言葉すら聞かれるのが正直怖くて…恥ずかしくて

「何言ってるの…重すぎだとか全然思ってないよ…それに私、グクならどんな愛も受け入れるよ。
お医者さんのグクも。ヒョン達を愛してるグクも。患者さんに優しいグクも。男っぽいのにたまにうさぎっぽくてかわいいとこも。カッコイイとこも。優しいとこも。グクの全部が大好きだよ」

JK …

「重いとか迷惑とかそんなの考えないで。その方が愛されてるってもっと実感出来るから…
ごめんね。そう思わせちゃって。でもその分私もこれからもっとグクにお返しできるようにするから！」

JK …こんな俺を好きでいてくれる？

「もちろんだよ。今も昔もこれからも。グクの事好きだよ。大好き…」

その言葉を言った瞬間

グクの腕の中に閉じ込められた

JK A…ありがとう。…俺も好きだよ。大好き。

「…グク」

私はしばらくグクの腕の中の温もりを感じていた