生意気執事とお嬢様。3 (ページ14)

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JK 「俺、怖かったんです」

ジョングクの声は微かに震えていて
肩も少し揺れていた

「何が...」

私が聞くとジョングクがゆっくり話し出した

JK 「この前...本当に歯止めが効かなくなりそうだったんです」

「え？」

ジョングクはらくしない少し顔を赤らめながら下に俯きなかまら恥ずかしそうにもじもじしていた

JK 「この前の...夜」

この前の夜というのはバルコニーでジョングクと私がキスをした時の事だろう

考えてみればその時からジョングクの様子がおかしかった。

JK 「お嬢様はまだ16だし絶対に引かれると思った。ほんとは...もっとお嬢様を求めたいと思ってました」

あれ...これって...テヒョンオッパが言ってた事と同じ...

私はジョングクの言葉をただ黙って聞いていた

JK 「俺、お嬢様を見ただけでも我慢できない気がしたから...だからメッセージも返せませんでした。本当にごめんなさい。」

ジョングクは頭を下げて

私に謝ってくれた

」

ジョングクは私を求めすぎて私に嫌われるのが怖くて、だから私を避ける形になってたらしい

ばか。

ばかジョングク。

好きな人に求められて嫌いになんてなるわけないの

むしろもっと嬉しくなるんだよ

「ばか！ばか！ばかジョングク！」

ジョングクは目を丸くして驚いてる

JK「お嬢様...」

「ジョングクに求められて嫌うわけないじゃん！！この前キスしてくれて嬉しかったのに避けられてたから悲しかったんだよ...？私だってジョングクを求めたいって思ってたから...だからこれからは私もジョングクを求めて、いい？」

JK 「...もちろんです、お嬢様...」

ジョングクは私を抱きしめて「ありがとう」と何度も言った

私こそありがとうでいっぱいなのに