【文豪ストレイドッグス】ただ怒ったのをみたいだけ

番外編 ページ21

黒蜥蜴の襲撃の後、



国「全く、修理代にいくら掛かると思ってるんだ」


「あれ、おやまぁ、これは大変だね」



そこへうずまきから帰る太宰の姿



国「太宰、やっと帰ったか！

大変だったのだぞ！！」



空かさず怒鳴る国木田



皆が面倒そうに片付けたる中、



一人だけ、壊れた壁に手をかざす者がいた



そう、Aである。



『異能力“時とは残酷である”


時戻し』



異能力を発した後にできる青白い光がAの回りに光った。




『ふぅ……


あら、皆さんどうかされましたか…』



何時も通り、無表情で訪ねるA



国「お前、そんな事も出来るのか…？」



『えぇ…』



全員「……」



『はぁ……机もバラバラ


時戻し』



今度は机の上の、蜂の巣状態になっている書類を元に戻したのだ。




国「それを早く言ってくれ」




乱「まぁ、僕は知ってたけどね」(超推理で)



与「他にはどんな事が出来るンだぃ？」



『私の異能力“時とは残酷である”は触れたものの


時を止める、時を戻す


それくらいしか出来ません


時間が長ければ長いほど体力が奪われる


厄介な能力です』




敦「じゃあ片付けをAさんに全て任せる事は出来ないんですね」



『大丈夫。これくらいは』



次々に物の時を戻し、壊れた物を直すA



然し、その顔は少し辛そうだ



『これで最後ですね、少し疲れました』



「休んだ方が良いんじゃ、


与謝野先生」


与「あぁ、医務室のベットを使いな」


『すみません』



その後、Aは熟睡したとかしてないとか。

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