●心中してみた ページ14
Aは何で怒らないのだろう
かれこれ怒らせようとしてから数ヶ月過ぎた。
川を見つめて、入水でもしようか……なんて考えてたら
『太宰さん、仕事ですよ。国木田さんが怒っておられます。』
「うん……」
あ、良いこと思い付いた
『太宰さん、帰りまs……あっ』
私はAの腕を引っ張り、抱き寄せて
川に飛び込んだ
Aは苦しいのか、私の胸板を叩いている。
とても苦しそうな表情だ
怒ると云うより、訴えてると云う方が正しいか
突然、私の躰は外に引き上げられた
国「何をやってんだ貴様は!!」
「国木田君、今良い所だったのだよ、邪魔しないでくれる?」
国「お前は阿呆か!人の自害に、他人を巻き込むな!!A、大丈……A?」
国木田君はまだ私の腕にいるAを見て青くなった。
私もAを見てみると
Aの意識はもう、無かった。
「与謝野先生の所へ!」
国「あぁ、俺から連絡しておく!」
A、起きるよね
心中は一人だけ逝ってしまったら失敗なのだよ?
起きて段と怒ってくれ
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黒猫(プロフ) - レイラさん» 有り難うございます。良ければ続編も見てください!あと、リクとかも良いですよ (2016年12月23日 8時) (レス) id: 122f4370be (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - これは………最高すぎです(真顔)ありがとうございます(震え声) (2016年12月23日 0時) (レス) id: fb73011530 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒猫 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/38a45e840c1/
作成日時:2016年12月4日 19時