特別なクラス(英)学ヘタde黒 ページ28
その日から私たちはすぐに打ち解けて
休みの日に一緒に遊んだり
一緒に子犬の世話をした
｢ねぇ、アーサーは動物が好きなの？｣？
｢…まぁ、な。少し前に飼ってた犬が死んじまって…菊っていうんだけど、かわいがってから寂しくてな｣
アーサーは｢菊｣とネームプレートの付いた首輪を取り出した
｢寂しいんだ…安心して！私が菊の代わりに元気にさせるから！｣
｢そっか…ありがとう｣
次の日
なんだか晴れやかな気持ちで学校へ
｢おはよう！Aちゃん｣
｢おはよう｣
昨日とは雰囲気が違っていた
あまりしゃべらなかったのに、今日はたくさん話しかけてきてくれる
｢お、おはよう！｣
いいクラスだな
｢ほら、これクラスからのプレゼント。仲間入りの祝だ｣
｢ありがとうアーサー！｣
急いで袋を開けた
そこには
｢な…にこれ、首輪？｣
昨日見た｢菊｣の名前入りの首輪
｢お前、菊の代わりしてくれるんだろ？よろしくな。2代目菊｣
首輪をつけられリードにつなげられる
｢あ〜あ〜、運が悪いねぇ、菊が死んだ直後に来るとか…どんまいww｣
｢改めて…ようこそ、3年Aクラスへ｣
｢ほら！餌の時間だ！食えよ｣
｢いやだっ…うぐっ｣
口の中にドッグフードを詰められる
｢うぇっ…かはっ｣
｢うわあ、きたねぇ！吐いたぜこいつ！｣
｢…なんだよ、結構高いんだぜ？これ｣
｢おまえ、アーサーさんの金と苦労無駄にすんなよ！｣
…いやだ、なんでこうなるの…
逃げようと皆をかき分け廊下に出ようとする
が引きずり戻された
一瞬だけ見えた写真
小柄な黒髪の青年がアーサーと並んで写っていた
胸元には本田菊の文字
菊っていうのは…まさか…
特別なクラス(英)学ヘタde黒→←特別なクラス(英)学ヘタde黒
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
香織 - こちらこそ！リクエスト承諾ありがとうございました！ (2016年6月27日 23時) (
レス) id: 54fa6b7b00 (このIDを非表示/違反報告)
かしゅーなっつ。(プロフ) - 香織さん» いえいえ、こちらこそ、香織さんのように素直に言ってくれる方がいて嬉しいです！ありがとうございました！ (2016年6月26日 21時) (レス) id: 99a206accb (このIDを非表示/違反報告)
香織 - わわっ！ありがとうございます！そっ！これです！モヤモヤが消えましたなにかの！うんうん、ウァレリアヌスは60のおじいちゃんだったからこれでなくちゃ！ありがとうございます！ (2016年6月26日 20時) (レス) id: 54fa6b7b00 (このIDを非表示/違反報告)
かしゅーなっつ。(プロフ) - 香織さん» ウァレリアヌスの口調直させていただきました、少しお勉強をしてから書き直したので遅れてしまい…(><)もし読んでくださいましたらもう1度感想をお願いします (2016年6月26日 20時) (レス) id: 99a206accb (このIDを非表示/違反報告)
香織 - 内容はかえなくてもいいですよ！せっかくかいてくれたんですもん！ (2016年6月25日 9時) (レス) id: 54fa6b7b00 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かしゅーなっつ。 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年5月14日 21時
