特別なクラス(英)学ヘタde黒 ページ27
｢ほら、ここだ｣
先生に案内されやってきた3年Aクラス
新しいクラスで新しい学校生活を送る
絶対に自分から友達をつくるんだ
ｶﾞﾗｯ
ドアを開け教室に入る
｢とうとううちのクラスに転入生だ、自己紹介しろ｣
｢…Aです。…よろしくお願いします｣
｢声聞こえたかい？｣
｢いえ、あまり…爺なもので｣
足が震える
そのとき、真ん中辺りにいた人がジェスチャーで
｢笑え、笑え｣
そう言ってきた
｢よ、よろしくお願いします！｣
拍手とともに湧き上がる歓声
｢よろしくな！｣
｢よろしくだぞ！｣
｢よろしくね〜！｣
暖かいクラスでよかった…
仲良くやっていけそうです
席は眉毛が目立つ｢アーサー｣さんの前
｢…えー…ここは…そうだ！A、前の学校で習ってるか？｣
｢え…｣
習ってもいないし、わからない
でも答えないと…みんなの白い目が
｢aの2乗＋38r｣
｢えっ｣
｢だから、aの2乗＋38rだ｣
｢あ、ありがとう…
えっと、aの2乗＋38rです！｣
｢正解、よくわかったな｣
アーサーさんが答えを教えてくれていなかったらわからなかった。感謝しよう
｢はぁ…わからないなら言えばいいじゃないか。そういうの嫌いなんだぞ｣
その後、何事もなく下校
｢…どうして自分の気持ち言えないんだろ｣
石を蹴りながら歩いていた
がさっがさがさ
近くの草陰から小さな犬が出てきた
｢子犬だ！おいで！｣
素直についてきた…かわいい
｢少し汚れてるね｣
｢野良だから仕方ねぇだろ｣
｢…ひぇっ｣
｢ひでぇな…奇遇だ、お前んちこっち側なんだな。よろしく｣
｢よ…よろしく…｣
｢なんで犬と人間とではこうも違うのか。面白いな｣
…面白い、かぁ
｢こいつ、ひとりで世話してたんだけど限界があってな…お前でよかったよ｣
｢一緒にお世話するの？｣
｢ああそうだ、ほら、くれてやれよ｣
渡されたのはドッグフード
なんであるの
子犬の前に餌を差し出す
カリッ カリカリ
｢食べた！｣
｢…良かったな｣
初めて見たかも、アーサーさんが笑うところ
優しくはにかむ姿は…まるで王子様みたい
｢改めて、俺の名前はアーサー·カークランドだ だ。よろしくな｣
｢えっと…Aです、よろしくお願いします！｣
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香織 - こちらこそ！リクエスト承諾ありがとうございました！ (2016年6月27日 23時) (
レス) id: 54fa6b7b00 (このIDを非表示/違反報告)
かしゅーなっつ。(プロフ) - 香織さん» いえいえ、こちらこそ、香織さんのように素直に言ってくれる方がいて嬉しいです！ありがとうございました！ (2016年6月26日 21時) (レス) id: 99a206accb (このIDを非表示/違反報告)
香織 - わわっ！ありがとうございます！そっ！これです！モヤモヤが消えましたなにかの！うんうん、ウァレリアヌスは60のおじいちゃんだったからこれでなくちゃ！ありがとうございます！ (2016年6月26日 20時) (レス) id: 54fa6b7b00 (このIDを非表示/違反報告)
かしゅーなっつ。(プロフ) - 香織さん» ウァレリアヌスの口調直させていただきました、少しお勉強をしてから書き直したので遅れてしまい…(><)もし読んでくださいましたらもう1度感想をお願いします (2016年6月26日 20時) (レス) id: 99a206accb (このIDを非表示/違反報告)
香織 - 内容はかえなくてもいいですよ！せっかくかいてくれたんですもん！ (2016年6月25日 9時) (レス) id: 54fa6b7b00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かしゅーなっつ。 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年5月14日 21時
