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「……それで夜中、寝室から声が聞こえて覗いてみたらうなされてたんですよ」
『だ、誰が…』
「あなたに決まってますよね？」
確かに私しかいないんだけど。
えぇ…でも怖い夢見た記憶ないんだけど…
「それで起こそうと思って近付いて声かけても起きなくて、どうしようかと思ったらあなたに捕まったわけです」
『え？私が？ホークスを？捕まえた？』
まあ身に覚えもない私が簡単に信じられるわけもなくホークスの言葉を繰り返せばこれが証拠だと、言わんばかりに「見てくださいよ、このシャツの皺」と。Tシャツの裾を広げてこちらへ見せてきた。
『…うわ、マジじゃん』
確かにそこだけくしゃっとしていて、まるで結び目を解いた時のようになっている。私が握って離さなかったのだろうか。
「だから仕方なくここで寝たんですよ」
『いや…あの…本当に…毎度毎度ご迷惑おかけして…すみません…』
ゆっくりと降ろされる体に、私は頭を下げてホークスに謝罪する。
ついこの前もソファで寝落ちした私を運んでもらったし…何してるの私…家政婦どころじゃないじゃん…ただの迷惑な居候じゃん…
どんどんと下がって行く視線に、私は居た堪れなくなってホークスの顔も見れずそのままベットへ着地し正座する。
どうしよう、怒ってたら…さすがに図々しくここにいさせてくれなんて言った癖に泣いたり迷惑かけたりしてれば追い出されて当然だ…、と思考がマイナスまっしぐらに走り出しそうになった時。
「いや、でもまあ…」
と掠れた声が聞こえ、ゆっくりと恐る恐る視線を上げればがちっと絡まった視線に不意に心臓が高鳴る。
「抱き締めて寝てしまったのは、俺なんですけど」
だって、してやったり、みたいな顔して笑ってるから。
『なっ…！』
そんなホークスに私はまた叫びそうになったが、ホークスの羽がピクリと動いたのが見えたから先程の宙ぶらりん状態を思い出し、急いで両手で口を塞いだ。
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まあり(プロフ) - つぐみさん» ホークスかくの初めてなのでかっこよくなっていたのならよかった…！！気に入っていただけたみたいで嬉しいです☺️ (2022年5月27日 16時) (
レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
つぐみ - やばっ！ホ一クス格好いい…!!ホント好きぃ！ (2022年5月26日 11時) (レス) @page13 id: b4a83244e3 (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - あいさん» わーっ、ありがとうございます（ ; ; ）！もう、はい、天国なんです…！楽しんでくれたみたいで良かったです〜！ (2022年4月6日 20時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - いつも楽しく読ませて貰っています ホークスが膝枕で寝てくれるとかここは天国ですか？ (2022年4月4日 23時) (レス) @page39 id: cee5a60f40 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあり
| 作成日時：2022年3月19日 21時
