私と、勝己。 ページ47
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朝、耳元で鳴る目覚まし時計で目が覚める。
『…起きなきゃ、』
そう、小さく呟けば…
「……うるせぇ」
『ぐへっ』
ギュッと真横からの圧に朝から首を絞められる。
『ちょっ…勝己っ、くるしっ…』
「黙れ俺はまだ起きる時間じゃねぇんだよ」
『もう！毎日同じ事言ってて飽きないの！？』
「テメェこそ毎日言われてんだから諦めろよ」
いや意味分からないから！！
何よ諦めろよって！！
遅刻しろって事！？
あれから、数年。
私はこの世界にいるまま。
そしてみんながプロヒーローになるのを見届けた。
……もちろん、勝己も。
今では立派なプロヒーローだ。
そして私は…
『諦めませんよ！！これで何回遅刻して怒られてると思ってるの！？全部勝己のせいだよ！？』
「…知るか」
コノヤロウ…
勝己は目を瞑りながら、そう言って。
私を離す気はないらしい。
何だこの赤ちゃんほっぺは！！！
触りたくなるじゃないか！！！
でもね、これは罠なんですよ。
前に一度触ったら…
人の頬勝手に触ったんだからその代わりにまだ起きんな。
とか言って！！
遅刻ギリギリよ！！
あ、話逸れたけど。
私は、リカバリーガールの元で保健教諭の見習いとして働いている。
あれから何度か治癒をしてみたがやはり言われた通り痛みが伴った。
だけどそれ以外に特には私に影響があるわけじゃない事も分かり。
少し我慢すれば、ごく僅かだがみんなの力になれると思いこの道に進んだ。
『かーつーきー！離してってば！』
「…んだよ、そんなに離れてぇかよ」
『何その拗ねた声！！最初は可愛いとは思うけどね！！もう何百回とやられればそれも薄れるわ！！』
「…チッ」
それともう一つ。
私と勝己は同居を始めた。
みんなが卒業してしまう少し前。
私はみんなが卒業してしまったらここにいる意味も感じられないし、新しい代の人達の面倒を見るなんて私は死ぬと。爆豪に相談した所。
一緒に住むかと提案してくれた。
私はもちろん速攻頷いた。そりゃあもう首がもげるくらいに。
…そして今に至る。
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麗葉 - 途中まで同士！って思ってたのに途中から爆豪くんといちゃつきやがって！もっとやって下さい← (6月16日 1時) (
レス) @page50 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - 檸檬さん» 一気読み…！！そう言っていただけですごく嬉しいです（ ; ; ）！読んでくださりこちらこそありがとうございました！！ (2021年11月14日 21時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
檸檬(プロフ) - 今日読み始めて最後まで読みました〜！もうとてもとても最高でございました……ありがとうございます(尊) (2021年11月14日 19時) (レス) @page50 id: 790fd21cd2 (このIDを非表示/違反報告)
まあり(プロフ) - ＠たまふさん» わーっっっ！！！嬉しすぎるお言葉です…！！きっかけだなんて！！ありがとうございます！！ (2021年2月1日 19時) (レス) id: ff29d485fe (このIDを非表示/違反報告)
＠たまふ - この小説、ヒロアカにハマったきっかけなんですよね… (2021年2月1日 15時) (レス) id: 89be39e03d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあり
| 作成日時：2020年3月30日 17時
